脚を美しく保つ内転筋群ストレッチ。
前回は内転筋群について少し触れました。
O脚、美脚への道のり。でも触れた事があります。
O脚にもゴルフにも大事な内転筋群。
今回は、内転筋群を鍛えるとどんな効果があるか見てみましょう。
内転筋群ってどこ?
いわゆる内ももです。
大内転筋、短内転筋、長内転筋、恥骨筋、薄筋の総称で、主に股関節の動きに関与する筋肉群です。
ほとんどの日常生活に使う筋肉で、この筋肉が弱くなってくると、O脚の原因になったり、脚が太く見えたり、またスポーツをされている方だと、充分にパフォーマンスが発揮出来なくなります。
内転筋群の衰えチェック
椅子に座りましょう。ひざ、くるぶし、足先を合わせた状態で、どのくらい座っていられるかチェックしましょう。
鍛えられてくると、脚をくっつけている時間が長くなり、プルプルすることもなくなります。
では椅子に座ったまま先ほどのひざを付けた状態で立ち上がってみましょう。
立ち上がれないようでしたら、内転筋群は衰え始めています。
立ち上がってもひざが曲がっていたり、フラフラする場合でも、内転筋群は弱くなっています。
また、O脚の方は基本的に内転筋群があまり使えていません。
しっかりトレーニングしていきましょう。
内転筋群の鍛え方
内転筋群を鍛えるにはたくさん方法があります。今回は内転筋群を鍛えながら、股関節の可動域も広げられるストレッチをご紹介します。
1 座位の状態で足裏を合わせ、恥骨の方に引き寄せます。
2 右足を伸ばし、広げれるところまで広げましょう。
3 吐く息で伸ばした足の指先は天井方向に向け、かかとで蹴り出すように力をかけましょう。
4 手は足元に置いておきます。
5 上半身は上に引き上げ、ひじを後ろに引き肩甲骨を引き寄せます。
6 1分ほどキープした後、反対の足も行いましょう。
ひざのお皿は足指先と同じ方向(天井方向)に向けましょう。
座り方は以前ご紹介した、姿勢が正しやすくなるコツで確認しましょう。
余裕のある方は、ひざと足先を天井方向に向けたまま、背中を丸めずお腹を床に近付けるイメージで前屈していきます。
このストレッチは開脚の練習にもなるので、少しずつでも毎日行うと効果がありますよ。