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絵本は奥深い! 自閉症の妹のおはなし

天使と話す子
 エスター•ワトソン 作
 山中康祐 役



天使と話す子って?

題名に惹かれて手に取ると、絵がとってもとっても個性的。


とっても、ピュアな感覚の持ち主

な、なんと、天使と話せる子というのはね、

妹のクリスタ、自閉症なの。

最後まで読んだとき、小学生時代を思い出しました。


小学生の頃、特別教室がありました。

数学や国語は個別に授業をし、体育や音楽のときに、わたしたちと授業を一緒に受けます。その都度、お世話がかりの生徒がお迎えにいきました。

当時は、自閉症ということがよくわからず、お世話をしていました。

かれはじっとはなしは聞いているようで、言葉は発してくれませんでした。

ときに歩くのやめ、まったく動かなくなってしまったり、大きな声を出したり、そのときの感覚や感情が豊かだったことを覚えています。

それが自閉症だったんですね。

自閉症は、個性の一つ。その個性がわかる絵本。

訳者は、京都大学教授 山中康裕氏は心のケア専門。その方が訳をされている、ちょっと異色、絵本。

『自閉症の子どもものことをこんなに優しく、こんなに正確に伝えた本を今まで見たことがなかった。作者エスターさん、クリスタのことをよくわかっている』そう思えたから、訳を引き受けたのだそうです。

この本、お子さんでもよめ、そしてわかるとおもいます。

◎周りに自閉症の方がいる方

◎敏感なことって、どんなことなのか?

◎ひとそれぞれ感性の違いがわかる



手に取って読んで欲しい🎶

何度も読み返したくなる絵本です。



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