見出し画像

絵本は奥深い! お雛様一同で出張しました


明日はひな祭り

一年に一度、雛人形を飾り、女の子のお節句です。
健康と幸せ願う、大切な行事です。


◇あらすじ◇

森のねずみから、ねずみばあちゃんの家に、やまばと郵便さんがお手紙を届けてくれました。

ねずみたちのネットワークの広さったら半端ない!

もりのねずみばあちゃんが とても元気なのは、
こどものころ、ねずみばあちゃんのいえのひなまつりにお呼ばれして、きれいなひなまつりに祝ってもらったからなの。
のねずみのこどもかいでは、もりのひなまつりをしたいので、雛人形を森へ連れてきてください。

この手紙を読み上げると、はこのなかからお雛様が、返答。

『まいりましょう』

お雛様方は、とっても乗り気!

ひな人形をかざるまえに、かえってきましょう。

ねずみばあさんが、お雛様がたをおつれするも、のんびりのんびり

やまばとゆうびんさんから知らせを聞いた、こねずみたちが、乗り物にのせ、担ぎ、ゆっくりはしりだしました。

こねずみたちは、きれいなお雛様にどきどき

森に着くと、
おはやしがはじまり、

げんきにそだつように
もりのどうぶつたちがしあわせにすごせるよう

おひなさまは いわいます。

みんな輪になって踊り、楽しいひなまつりを過ごしました。

とても楽しく、時間がたってしまうと、気づけばあたりは暗くなり天候も…

急いでかえると、雛人形がたは、すごい姿。

これでは飾ってもらえない!!

ピンチ!さあ、ねずみばあさんの腕の見せ所

◇この絵本は奥深い!◇

雛人形がた、みずから、

『まいりましょう』

と、出張されます。

そして、森の動物たちの幸せを願い、歌におどりに披露し、最後は甘酒。

森に出張されるなんて!

そのあとは、大変でしたが、

そこは、ねずみばあさんの腕の見せ所

家中を駆け回り、
着物を直し、
髪を整え、
化粧を施すんです。

なんの材料か、ここわたしのツボでした。

お雛様がたは、おしとやかでのイメージですが、かなりの冒険とおてんばでらっしゃる。そこが、ちょっと嬉しい!

雛人形のみなさまの、素顔が垣間見れ、とっても面白いですよ。


【おすすめ】
小さなお子さんと一緒に
全ての女性の方
おてんばでもいい!


みんなのギャラリーから、この絵本のイメージにPhoto by shinsukesugieさんのイラストを選びました。ありがとうございます。

サポート大歓迎!サポート費用は、やる気アップの滋養とともに、絵本関連の図書館に寄附させていただきます。