「赤塚ミッションクリアです」

2023年8月21日 23:58

靴磨き世界一周ヨーロッパ編125日目
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「午前3時の手帳会」
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というコミュニティがある。
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朝早くから手帳の使い方を勉強するの？
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最初聞いた時はスケジュール管理世紀末の
私にとっては関係ないことだと思った。
#明日の予定は明日決めがち
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でも、すっごくお世話になってる
青森県の親父、渉一さんが
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「一度顔出してみたら？」
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と言うものだから、参加してみたのが
昨年のシンガポールにいた時だった。
#渉一親父に言われたら断れんよ
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最初は本当に驚いたね。
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こんなに朝早いのに100人近くzoomに
顔出しをして参加していた。
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最初は時間になったら他の参加者の学びの
報告やイベントの告知を聞いて終わることが
ほとんどだったけど、そのコミュニティを
管理している、まさみんが私に話を振ってくれる
機会が増え、
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「海外から今どこにいて今日何が起こったのか」
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の生存報告をさせてもらうことが増えた。
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そうして発言させてもらうおかげで
私の活動を応援してくれる方々が増え、
本当に助けてもらっている。
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そのコミュニティに参加されてる眞弓さん
がデュッセルドルフ在住の明美さんを繋いで
くれたおかげで、2日間明美さんのお家に
泊まらせてもらった。
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明美さんはフランクフルトで開催された
本田健さんの講演会にも参加されており、
むしろ明美さんがFacebookでシェアして
くれたことが最初にその講演会を知った
きっかけだった。
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明美さんはお料理上手！
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いや、もはやプロだ！
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どの料理も本当に美味しくて、毎食が楽しみだった。
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そして野菜不足の私に畑から採ってきたばかりの
野菜を調理してたくさん栄養を摂らせてくれた。
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記念すべき1000足目を食べた日のご飯は
明美さん特性のオムライスで、あの日の夕食
は二度と忘れないだろう。
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そして、記念すべき1001足目の靴も
明美さんの靴を磨かせてもらった。
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「ドイツのおかんだと思ってくれていいから、
またドイツに来た時はウチにおいで」
とおかん認定までしていただいた。
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明美さん、本当にありがとうございました。
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そして眞弓さん、日本の夜中に電話して
すみませんでした。笑
#時差を考えず夜中2時半に電話してしまった
 #そしてその電話を寝てたのに出る眞弓さん
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本当に、「午前3時の手帳会」の方々には
たくさん応援していただいてます。
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そして、時は遡ること1ヶ月前。
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赤塚先生から急に電話がかかってきた。
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な、何事だ！？
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私は恐る恐る電話をとった。
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赤塚先生
「今ドイツか？」
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総将
「はい、ドイツです。」
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赤塚先生
「おーちょうど良かった。
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俺の可愛がってる奴で19歳の駿輔が
大学の夏休みにドイツに1ヶ月行くから、
どっかで時間とって会ったってくれ〜」
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えーー！俺が迎え入れるの！？笑
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俺も旅人だよ！笑
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なんて思ったけど、赤塚先生には大変
お世話になってるので、この頼まれごとは
引き受けねばならん。
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ドイツも広いからね。
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お互いドイツにいたとしても全然違う
場所にいることもある。
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明日の予定すら分からない私だが、
なんとしてでも赤塚ミッションは
達成せねばいけない。
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駿輔くんとこまめに連絡を取り合い、
ドイツのケルンにてようやくお会いする
ことができた。
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旅に慣れてしまった私は何を体験しても
驚くことは少なくなったけど、1人旅初めての
駿輔くんの話を聞いて、ちょっと私も初心を
思い出した。
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そして駿輔くんは私に渡す物があると言い、
カバンの中をまさぐり出てきたのは
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「海運モンスター」というタイトルの
まさみんが書いた本と、
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「Connecting the dots 」と胸に書かれた
黒のロンTだ。
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駿輔くんは私にこれらを渡すというミッション
があったんだね。笑
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海運モンスターは"ワンチャンあるかも！"
と期待してパリのブックオフに行ったけど
手に入れられず、日本に帰ってからのお楽しみ
だなぁと思っていた。
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駿輔くんがミッションを達成してくれた
おかげでヨーロッパで「海運モンスター」
を読むことができる。
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もし、あの時青森の親父、渉一さんから
のお誘いを「関係ないからいいや」と
思って断っていたら、今日書かれている登場
人物とはほとんど会わずに人生を終えていただろう。
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一つの出会いがどこに繋がるかなんて分からないね。
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本当に、「Connecting the dots」だよ。
#決まった
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