「いつか働かなくていい日が来ると信じて」
靴磨き世界一周アフリカ編198日目
エルサレムの「嘆きの壁」に行く時に
持ち物検査があった。
この日はユダヤ教の「シャバット」〔安息日〕
で、いつもより人が少なかった。
ここのセキュリティはシフト制で、
イスラエル軍の方々が入っており、
シャバットでも誰かが働かないといけない。
イスラエル軍人
「この中に何が入ってるんだ?」
総将
「靴磨き道具だよ」
イスラエル軍人
「え、靴磨き!?念のため確認してもよいか?」
総将」
「もちろんです。」
道具をいろいろ説明してるうちに、
「良かったら靴磨きしますよ」
と言って始まったのが今回の靴磨き。
#どこで誰の靴磨きしとんねん
私が磨いた男性は22歳とまだ若かった。
シフトによってはミサイルが飛んでくる
場所に派遣されこともあるそうだ。
私も含めて、今イスラエルで穏やかに安息日を
過ごせているのも、誰かが命をかけて働いてくれ
てるからだ。
Facebookは実名アカウントが多く、私の投稿を
見てくれてる方々は知り合いが多いので、激しく
非難するコメントは全くないけど、インスタや
YouTubeの方ではイスラエルのことを投稿すると
匿名アカウントからイスラエルを非難するコメントや
逆にパレスチナを非難するコメントがくる。
どちらが悪いかなんて遠く離れた私達では
到底判断できない問題だと私は思うのと、
どちらにも言い分があるし、他の国も関わって
ることでもあり、文献やネットに書かれてる
ことが本当の歴史かも分からない。
私だって仮に自分の家族が誰かから傷つけられ
たら、簡単に許すことはできないだろうし、やり
返す可能性だってある。
幸せなことに、私はそういう経験をしてないから
その時に自分がどういう行動をするのか分から
ないけど、そういう経験をしてないということ
こそがすごく恵まれてることだと気づく。
ただ、私が関わったイスラエルの人達は、
平和な世界がいつか訪れることを望んでいる。
「夢はありますか?」
と22歳の兵士に質問をした。
「平和な世界が来ることだ」
と間髪入れずに答えた。
そして、
「そんな日が来たら俺たちは毎日シャバットだよ!!」
と言って他の軍人達と笑いあっていた。
まぁ、そうなれば他の仕事をしてるから
毎日シャバットではないんだろうが。。。
でも、いつかそんな日が来たらいいなぁと思う。
↑1分程度でまとめた動画です
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