見出し画像

「ソマリランドビザ取得」

靴磨き世界一周アフリカ編171日目

アディスアベバに来て早1週間。


当初はソマリランドビザを取得したら3日くらい
で移動しようと思ってたのだが、ビザを取得する
のにかなり手こずり、1週間滞在している。


今日は月曜日。


ビザを取得するために必要なものを持って、
ソマリランド大使館へ。



必要な物を提示し、書類を記入し、
ビザを発行してもらえた。



ようやくソマリランドへ行くための
ビザを手に入れることができた。
#苦労した
#いや試されてた



明日の朝3時30分のバスでソマリランド付近
の街である「Jijiga」に移動する。


そして明後日以降に「Jijiga」からソマリランドの
首都「ハルゲイサ」へバスで移動する予定だ。


そもそもソマリランドとはどこにあるのか、
どんな国なのか知らな方がほとんどだと思う。
#私もアフリカに来るまでよく分からなかった


「ソマリランド」は謎の独立国家と言われているが、
ほとんどの国はソマリランドを国と認めておらず、
ソマリアの一部の地域だという認識である。



「平和基金会」というところが毎年発表している
「失敗した国家ランキング」では毎年ワースト1位
か2位に位置しているのが「ソマリア」という国だ。
#そんなランキングが存在してることも最近知った



ただ、その原因はソマリアだけにあるのではなく、
植民地時代に支配していたヨーロッパの国々や、
第二次世界大戦後に現れた独裁者やイスラム過激派
など、本当にソマリアに生まれた市民は巻き込まれ
てしまってるよなぁと個人的に感じる。



植民地時代にソマリアの中でも北はイタリア
が支配していて、南側がイギリスが支配していた。


第二次世界大戦が終わり、ソマリア共和国として
独立したものの、隣国と戦争したり、内戦が絶えな
かったりしている最中、元々イギリスが支配して
いた南の地域が「ソマリランド」として独立を
宣言した。



現在は北はイスラム過激派が力を持ってる
「ソマリア」、


南側が比較的平和を保ててると言われている
「ソマリランド」、


「ソマリア」と「ソマリランド」の間にある
海賊が支配していると言われている「プントランド」


とソマリアの中でも3つの地域〔国〕として
別れている。


軽い気持ちで行くような場所ではない。


あまりみんなが行かない国に行くことが
カッコいいと思っているわけではない。


日本の隣にある台湾だって私にとっては未知な
靴磨きトラベラー活動だったし、そこで靴磨き
をした自分のことをカッコいいと思っている。



軽い気持ちではない。


今も緊張している。


ただ、うまく説明はできないが、
ソマリランドに行くべきという直感と
いうのか、運命というのか、そんなこと
を感じている。


行った後にその答え合わせができる
のではないかと思っている。


そこに何があるのか、どんな出会いが
あるのかなんて分からない。


でも、今までだって最初から分かってた 
ことなんて何一つない。


きっと、少し先の未来で私のことを
待っててくれてる人がいるに違いない。


足元から、ソマリランドを見てきます。


とは言え、本当に入国できんのか
まだ分からないんですけどね。



➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
本日のVoicy〔ラジオ〕

「言語が奪われなかったエチオピア」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?