みんなちがって、みんないい
さて、前回書いたnoteから日が経ち、私とオットが無事にカンボジアに到着してから4日が経った。
私にとっては3度目のカンボジア。
オットにとっては初めてのカンボジア。
同じ物事をみても、まるで違うものを見ているかのようにお互いの捉え方が違うから面白い。
飲み込むのか、疑問に思うのか
私は、郷に入っては郷に従えで、先ずは飲み込んでみるタイプだ。
後々で疑問が出ることも多いけれど、とりあえず「そういうもんか」と片付けてしまう。
よく言えば、適応力は高いのだと思う。
対してオットは、先ず疑問を覚えるタイプ。
もしも何か改善すべきポイントが放置されていれば、飲み込む前に「なぜ?」と問う。
改善方法がわかれば、自ら改善するために行動する。
私たちは、そんな風に1つの物事を色々な角度で勝手に解釈する。
どちらが良い、悪いではない
例えば、小さなことだけど、今回住んだ部屋のシャワールームは水捌けがとてつもなく悪かった。
私が初めてシャワーの蛇口を開けた瞬間から、まるで蓋が閉まっているかのように、水が流れずにその場に溜まった。
シャワーを浴び終わる頃には、ソレは立派な水たまりになっていた。
でも、私からすれば「まあ、そんなもんだし、待てば排水されるでしょう」だった。
それをオットに伝え、惨状を見るや否や「パイプユニッシュを買ってこよう!?!?」と言われたので、私はビックリした。
そうか、そんな手があったのか。
でも、パイプユニッシュで解決する問題なの????とも思った。
そして結果。
パイプユニッシュのおかげで、超水捌けが良くなった。
たぶん、私だけではそんなことは絶対に思い付かなかった。
みんなちがって、みんないい
パイプユニッシュ事件で、私は金子みすゞさんの有名すぎる言葉を唐突に思い出した。
(そんなことで思い出してくれるなよとは言わないで)
こんなに近くにいても、人の考え方や捉え方は同じじゃない。
それがとても面白いし、違うからこそ良いアイデアがお互いに生まれる。
せっかくカンボジアに来て最初のnoteなので、もっと何かカンボジアらしいことを書きたかったけれど、一番最初に思いついたのは、このことだった。
人は違うから面白い。
違うから分かり合えないこともあるかもしれないけれど、全く同じものからは新しい発想は生まれない。
いつまでも、新しい人との出会いや、人との深い関わりを大切にしていきたいなと改めて思った出来事だった。
ご清聴、ありがとうございました。