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Freedom in the frame!の破壊力

マーケティング部付けの広報室、SNS担当のポジションへ異動して3ヶ月。

異動してみて、これまで営業としてやってきていた仕事の流れやプロセスは90度くらい変わった。
知識集約型労働ってこういうこと??今日1日考えてばかりで何の成果も出せてないわ??なんて思いながら日々を過ごしている。

でも、自分で選んだ道だからこそ、今の仕事はやっぱり面白い。

”Freedom in the frame!"
枠の中では、ご自由に!

異動当初にマーケティング部のヘッドから何度も言われた言葉。
だけど、どゆこと?と思い、当初は全然意味を実感できていなかった。

がしかし。

結果として、大きな指針は示されるものの、私は自分でゴール設定KPI年次計画各SNSで何をやるかも自由に決めた。加えて、勝手にバナーや動画を作ってみたり、オウンドメディアにテコ入れしてみたり、SNSに必要ならノベルティだって作ってみたりしている。

それらのことは本当に何もかも自分で決めて良かったし、上司やヘッドも殆ど何も言わなかった。(むしろ応援してくれた)

営業は自由の最上級!とか思っていた自分が恥ずかしいくらい、マーケはもっと自由の星だったのだ。

けど、当たり前だけれど、自由には責任が伴う。

勝手がわからず悶々とする

最初のうち、私も「え?誰も何も指示してくれないの?」「私は何を求められているの?」「何をすれば、みんな喜んでくれるの?」と、日々疑問だらけで「???」と悶々とした日々を過ごしていた。

それもまあ当然で、今まで当たり前に上から渡されていた”営業目標”に代わるような明確な指標が全く無かったから、面食らっていたんだと思う。

今から振り返れば、「その目標すらも全部自分の好きに設定して、自分が進みたい道を作って歩いて行けよな!」ってことなんだろうけど、曲がりなりにも2000~3000人規模の会社でそんな大枠な指示が出るなんて信じていなかった。

だからとっても不安だった。
社内公募で選ばれた私が、選んでくれた人たちの期待や要望に応えられているのかどうか。
「個人」でなら何をしても自由だし好き勝手で良いと思っているけれど、こと「組織」となるとそこに生じる責任は、どうしても感じる。

頭の切り替えってこういうことね

そう悶々としていたときに、ヘッドとの1on1があった。
思い切って、「みんな私に何を求めているのか?」と聞いてみた。

「皆あなたに期待してるけど、期待してない。何を目指して何を描くかは、あなたの自由。あなたが大きな夢を描くなら、皆はそれに魅了されるし、あなたの夢を実現するために力を貸してくれるよ。夢は大きく!」

※ヘッドは日本人男性です

憑き物が落ちたような感覚とは、こういう感覚か、と思った。

その時、私は初めて”Freedom in the frame”の意味をきちんと理解した。

要するに、マジでなんも決まってないんだわ。
決まってないし、皆知らないから、私が何かしてくれるとは思ってるけど、何をしてくれるかは、皆知らない(描けていない)。
だから、好き勝手に描いて、目標の旗を立てて、向かっていけば良い。

要するに、マジでなんも決まってないんだわ。(2回目)

そう思えたとき、今まで背負っていた謎の責任感や謎の重圧はスーッと自ら肩の荷を降りていった。

裁量は、ほぼ全部

SNSは今まで社内で手付かずの分野で、今回が新規ポジション。
あらゆる整備ができていない中、各SNSアカウントだけが転がっているゼロ→イチに近い状態だ。

あらゆる基盤を作らなければいけないし、SNSは日々運用しなければあっという間に枯れてしまう。その他にも広報として発信しなければいけないことや考えることも日々沢山あり、案外泥臭い仕事だとも感じる。

それでも、信じて任せてもらえる仕事があることは有り難いし、広報特有のキラキラさを感じる瞬間だってあって、どんな側面も今の私にとっては全部刺激的だから、これからも頑張ろう!

今回は泥臭パートだったけど、今度キラキラパートも書いてやるんだからな!!!

ご清聴、ありがとうございました。

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