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NPOにビジョン・ミッションは必要なのか? #等身大の自分
昨日、ある先輩NPOの職員の方々の配信ライブを見ていて、問題提起された「NPOにビジョン・ミッションは必要なのか?」という問い。
立ち上げ時期のリソースが何もないNPOが人やお金を集める時に「実現したい未来」で共感を集めていくのはわかる。
一方で、NPOとしてある程度成長を遂げた時に、逆にビジョン・ミッションに縛られてしまうのではないかと。
変化の激しい時代に10年前に掲げたビジョン・ミッションが、現状とずれていくこともあるし、新しい課題が現れた時に、ビジョン・ミッションに関係ないことは手を出せなくなってしまう。
そこで、提案されていたのが、ビジョン・ミッションはあえて決めず、文化や行動基準を共感した人々が集まって団体を作り、その時代にあった課題を決めて解決していく組織。いうなれば、「独立義勇軍」のそうな存在。
NPOの価値は、社会課題解決そのものではなく、社会課題を捉えるマインドや文化、価値観に移っていくのではないかと。
Earth Companyは「次世代につなぐ未来を創出する」ことをビジョンに掲げています。
ただ、「次世代につなぐ未来」って具体的にどんな未来なのか。
もちろん、気候変動や貧困がない世界というわかりやすい理想はあるけれど、それって我々1団体だけで達成できることでは到底ないんです。
いくらIMPACT HEROを選んで3年間徹底的に寄付や団体の戦略作りの支援をしたとしても、課題そのものの解決まではたどり着かない。
3年間で世界中の排出CO2をどれだけ減らせるんですか?
3年間でその地域の母子死亡率はどれだけ下がったんですか?
3年間でその国の教育はどう変わったんですか?
って聞かれると、うっとなる。
たった3年の支援で解決してたら、その課題はとっくに解決されてます。
「IMPACT HEROを3年間支援する」ことで「次世代につなぐ未来を創出」のつながりを、数字で測れるところまで落としきることに限界を感じているのも確かです。
それでも、3年間の支援を10年後に振り返った時に、「あの時が始まりだったね」って言われるような期間を作るために全力を注いでる。
ビジョン・ミッションも必要で大切だけど、それ以上にこの次世代につなぐ未来を作るプロセスこそが、Earth Companyが提供できる価値なのではないかなって感じています。
5年後にこのnoteを振り返って、その時の自分はどんなことを感じているか楽しみ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。内容に共感していただけたら、ぜひ「いいね」をよろしくお願いいたします!
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