組織のなやみ研究所
「組織のなやみ研究所」は、富士ゼロックス総合教育研究所(現パーソル総合研究所)を母体に、組織の枠を超えた「越境学習」の場として、2014年8月に開設しました。
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4年で売上1.6倍、2年連続日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞。ボルボ・カー・ジャパン躍進の理由~トップのユニークなキャリアが生み出したブランド戦略~vol.2
車が売れない時代――。厳しい環境下において、スウェーデン発祥の自動車メーカー「ボルボ」は、4年間で売上1.6倍、輸入車初2年連続で日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。 現在、ボルボ・カー・ジャパンの代表取締役社長を務める木村隆之氏は「ブランドイメージが中途半端で、過剰在庫を抱えるような危機的な状況にありました」と就任当時を振り返ります。 ボルボをV 字回復させ、ブランド力を向上させた秘密とは。 そのノウハウを直接伝える「経営参謀塾(木村サロン)」開設にあたり、後編の
4年で売上1.6倍、2年連続日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞。ボルボ・カー・ジャパン躍進の理由~トップのユニークなキャリアが生み出したブランド戦略~vol.1
車が売れない時代――。 ライフスタイルの変化や日本経済の停滞、人口減少などと相まって、日本国内の新車販売台数は1990年をピークに減少傾向に転じました。 しかし、そのような環境下において、4年間で売上1.6倍、輸入車初2年連続で日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した自動車メーカーがあります。 スウェーデン発祥の自動車メーカー「ボルボ」。 現在、ボルボ・カー・ジャパンの代表取締役社長を務める木村隆之氏は「ブランドイメージが中途半端で、過剰在庫を抱えるような危機的な状況にありまし
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衰退する書店が多い中で、なぜ”天狼院書店”は右肩上がりの成⻑ができるのか? ~vol.2 成長をけん引するマーケティング戦略とは
技術革新が進む中、アナログからデジタルへの移行等、業態転換を求められる業界も少なくありません。特に、インターネットの普及により、紙媒体のデジタル化も進んでいます。 出版業界や書店もまさにそのあおりを受け、事実、2000年頃には2万店以上あった書店がここ20年弱で9000店以上減少し、1万店割れも目前といった状態に追い込まれています。 しかし、そんな中、なぜ6年前に池袋の片隅に開業した天狼院書店は、店舗を増やし、成長を続けることができているのでしょうか。 天狼院書店を運