夏のボーナス支給後の採用市場
夏は転職市場がにぎわう季節ですかね。ボーナスをもらった後に辞めるってパターンです。まあ、夏は開放的になるし、辞めちゃえ!ってノリで辞める人も多いのでしょうかね。
中小企業は自社の労働条件を常に見直さないと、どんどん良い人材が流出していきますよ。今年(2024年)の10月の東京の最低賃金は1,163円になります。1,200円に迫る勢いです。来年は間違いなく1200円を超えてくることでしょうね。時給を最低賃金すれすれに設定していてはみんな辞めていくことでしょうね。
そうなると、人手不足の日本で、良い人材の奪い合いが始まります。奪い合っているだけなので、いったん自社に入社しても他に良い条件の会社があれば、またそちらに転職します。人材会社が儲かるだけの構図ですかね。
労働条件は①待遇(給与面)②労働時間③給与取得促進④福利厚生(健康診断や宿泊施設など)⑤会社としてのしっかりしたビジョンを強化していかないと、おそらく若いスタッフは、これらの条件が手厚い大手企業に転職していくことでしょう。
人の奪い合いだってことを経営者は理解して外部戦略や内部体制の構築をして行かなければ、未来はないかと。
2024/08/05
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