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経理記帳代行を業としてやられている企業はたくさんあります。個人で営業されている税理士事務所の方は所長がやられている事務所も多いのではないでしょうか?税理士関連の業務についている人たちが経理記帳代行を行うことは「あり」かなと思いますが、我々のような企業経営の中枢に関与できていない外部業者が経理記帳代行を行うことは「危険」だと感じます。

経理の仕訳って、銀行借り入れ、請求と入金、経費の使い方など、経営戦略にとても密接に連動しているからです。これを常に共有している立場にない人が記帳代行を行うと、経理仕訳に必要な方向性・ビジョンが見えないので、経費の使い方などを理解するのにとても時間がかかることになります。その都度企業に確認を入れていくことになります。これでは膨大な時間とコストがかかり代行業務として成立しないわけです。

そんな理由で、経理記帳代行を税理士事務所もやらないところが多いです。経理部門の人材って、経営者と一体化するレベルの経営側の人間でないとうまく回らないと感じ、弊社では難しいと判断し、2年で「経理代行業」から撤退しました。

2024-09-02
東京中央DX化センター

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