経営者不在のDX化は100%成功しない
今日のテーマは、経営者不在のDX化は失敗するって話です。過去にも書いたと思いますが、経営者がどこかで聞いてきた話を真に受けて「わが社もDX化しよう!」ってとこまでは良いのですが、その後、部下に丸投げする経営者がたくさんいます。細かい事やITツール、クラウドツールに対して苦手意識がある経営者は、すぐに部下に丸投げしてしまいます。
こんな会社のDX化はほぼ100%失敗します。
理由は、DX化って経営者の意思決定の連続なんです。仕事の流れを変える必要があり、その際ツールに選定も必要となりお金の話になります。そこのDX会議に経営者が不在だと、意思決定がなされないために前に進まないわけです。
やがて、一任された担当者は仕事(自分に課された役割)を全うするために適当な納め方をしてクローズしてしまいます。DX化とはかけ離れた業務フローを構築し、ツールを入れ替えただけで仕事のやり方は現状と何ら変わらないっていうのが一般的です。
経営者の皆さん、自社のバックオフィス(営業スタイルも含めて)の生産性を2倍、3倍にしたいのであれば、経営者が先陣を切って社内の効率化や少数精鋭化に向けて真剣な議論を行うべきです。中小企業のDX化が進まない理由の筆頭が「経営者不在のDX推進会議」ですかね。こんなん時間の無駄です。何も決まらないので。
2024-04-26
東京中央DX化センター
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