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#16理想と現実が大きく離れてしまっているとき


エピローグ

3月14日(土)
ぼくはチーム荷物を積んだバンを運転し、水戸で筑波以外の試合の副審をしている。筑波の試合を見ることもなく。

これはTOPスタッフである自分のすることなのだろうか。
これが求められること?必要とされるのはこれ?


そんな思考回路が頭をめぐる。


ぼくは何をしているのだろうか。


そんなことを思う時がある。
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いまの現在地


シーズンが始まり、はや2ヶ月が経とうとしています。

いまの自分の状況は決して良くないなと自分でも実感しています。

いつもならミスをしないところでミスをする。名前の書き間違いをする。
凡ミスを多くして、注意力が散漫になっている。
周りからの言葉に妙に敏感になり、苛立ちが募る。
「なんで、してくれないの?」「なんで、そんな言い方をされないといけないの」「それで既読無視はおかしくない?」

感謝をされたいわけではない。しかし、相手の対応から自分のやっていることが馬鹿馬鹿しく思えてくるときもある。

今の自分の実力が現在地点だと言われればそれまでだけど、決してそんなことはないと思いたい。

ただ、一つ間違いなく言えることは、年始に思い描いていた理想の自分と現実の自分には大きなギャップがあるということだ。


少し、時間が経って、いまの自分を見つめ直すとどうだろうか。

3つの観点から自分を見つめ直してみました。

  • 毎日、自分との約束を守れているか。

  • 自分のしたいことができているか。

  • 周りから見て自分はどうか。

・毎日、自分との約束を守れているか。

私は手帳に毎日、朝に1日の目標、夜の寝る前に1日の振り返りをしている。
そこの内容を見ると、どうだろうか。

最近は結構雑になっている自分がいる。毎日続けること、自分を見つめ直す機会を作るために始めたことなのに、書くことが目的となってしまっている。それでは意味がない。


・自分のしたいことはできているか。

今、自分が本当にやりたいことは何だろうか。指示に従っているだけではだめだし、周りから沢山のアドバイスをもらっているうちはまだまだだと思う。自分を見失ってしまい、かつミスが増えていくようでは本末転倒である。自分のしたいことをもっと明確化して、優先順位をつけること。それも含めて『自己管理』だと痛感している。


・周りから見て自分はどうか。

いまの、自分は周りから見てどうだろうか。一つ一つの言い方、気の使い方に気を配れているだろうか。
もちろん、周囲からの言葉に敏感になることも理解できる。
納得がいってないこともわかる。

私の性格上、全て態度に出てしまうので、もしかしたら嫌な態度をとってしまっているのかもしれない。
任せたままになってしまい、その後のサポートまでうまくしておらず、無責任な形になってしまっているのかもしれない。



理想への近づけ方

ネガティブに話をとらえていても変化は起きないし、自分のためにもならない。

これからの自分にとって大事なことを3つ守ることにする。

  • 自分のしていることにプライドを持つ

  • 本気でリスペクトする

  • 割り切る


・自分のしていることにプライドを持つ

自分のしていることは自分にしかできないことだと考える。他の人ではなく辻蒼史だからこそできることであると思い、一つ一つの仕事にプライドを持つ。

審判→自分がすることで他のスタッフが自分のことに集中でき、それによってチームがまた強くなる

雑用と思われること→自分がやらないとチームが崩壊する

バンの運転→ハイエースで運転は他の車より操作がむずかしい。駐車下手とか言われるけど、その分成長できているから問題なし(わかってないのよと思うことにする)

私だからできることだし、回り回って帰ってくること。
いま以上にプライドを持って行うことにする。


・本気でリスペクトする

いまでも、もちろん周りのことをリスペクトしている。が、もっとしてみることにする。どういうことかというと、本気で相手の立場に立って、相手が100%の力が発揮できるように心配りをする。誰にでも、同じようなテンプレで伝えるのではなく、その人に合わせた声かけを心がける。


本気で向き合うこと=本気でリスペクトすること
なのだと私は定義する


・割り切る

自分の仕事にプライドを持って行う。本気で向き合い、リスペクトをする。
それでも、相手が100%応えてくれるとは限らない。

応えてくれないことに文句を言っていたら、今までと同じだ。
恋愛と同じで、一方的な想いの押し付けは必ず、うまくいかない。

相手視点に立って考えることに加えて、割り切ることも重要だ。

決して見下すわけではないが、まだわかってないんだな、しょうがないなと思うことにする(もちろんリスペクトの気持ちも忘れない)

それはそれ、あれはあれ 
まあ、しょうがないよね

と考えることにする。


最後に

もしかしたら、私は見返りを求めすぎていたのかもしれない。

必要とされるには、どうあるべきか、周りから見ての自分を考えすぎているあまり、迷走してしまっているのかもしれない。

自分を大切にするのはもちろんのこと。

本気で向き合おう、もっとやってみよう。

周りの意見もある程度は大切にしつつ、さらなる成長を求めていこう。


結局の敵は自分自身なのだろう。

俺の敵はだいたい俺です
自分の”宇宙へ行きたい”って夢をさんざん邪魔して 足を引っ張り続けたのは 結局俺でした」

by 南波六太 

『宇宙兄弟 11巻』

自分といかに向き合うことができるか、そして自分のしていることにプライドを持てるか。自分を保てるかが大事だ。

少しでも、理想に近づくために。



そして、、一グラにまた向かう。


PS..

今回はいつも以上に自分に向けて書いたもの、整理するための文章となっています。
少しでも、共感してもらえると非常に嬉しいです。

読んでいただき、ありがとうございました。


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