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SOS 子どもの村パレスチナの状況について

ガザの住民(その半数近くが子ども)が前例のない人道的大惨事に見舞われるのを世界中が見守っています。

食糧と援助の不足により、飢餓と病気が蔓延し、爆弾は今も投下され続け、家屋は破壊され、民間人が死傷しています。

この戦争で最も暴力、剥奪、不平等にさらされているのは子どもと若者です。何千人もの子どもたちが殺され、何万人もの子どもたちが親を失い、自分自身のトラウマに加え、自分たちの生活の心配や大人たちの葛藤や恐怖も感じています。

ガザのすべての子どもたちと家族に対する人的、人道的、心理的影響は多大かつ長期にわたるものとなると考えています。


SOS Children’s Villages Palestine は 1968 年に設立され、ラファ
とベツレヘムの 2 つの村で、150 人の子どもと若者に代わりとな
る家庭を用意しケアを提供しています。

またヨルダン川西岸とガザの 400 を超える家族が離れないための予防プログラムも運営しています。

ガザでの戦争が始まって以来、パレスチナのSOS Children’ s Villages は、最も影響を受けた家族や引き離された子どもたちに直接人道支援を提供してきました。SOS Children’ s Village Rapha から合計68 人の子どもたちと、スタッフ11 人とその家族が避難しています。

私たちはすべての関係当局との外交ルートを通じヨルダン川西岸のベツレヘムに連れて行き、3 月11 日に無事到着しました。 彼らはこの状況下でも元気に過ごしており、信頼できる養育者からケアと心理的サポートを受け続けています。

2023 年11 月20 日「世界子どもの日」にSOS Children’ s Villages International は「蔓延する子どもの苦しみをなくすための呼びかけ」として声明を発表しています。

・私たちは、子どもたちに対する重大な侵害行為の即時停止を求めます。
・私たちは、子どもたちの殺害や傷害、拉致、学校や病院への攻撃を非
難します。
・私たちはすべての当事者に対し、民間人が標的にされず、危害から守
られ、 食料、水、医薬品、避難所といった人道支援を直ちに受けられ
るようにすることを求めます。
・私たちは、緊急に、誘拐されたすべての人質を家族のもとへ安全に解
放することを要求します。

2023 年11 月20 日 世界子どもの日「蔓延する子どもの苦しみをなくすための呼びかけ」

SOS Children's Villages International のガザのレポートについては、こちらからお読みいただけます。※英語版


ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

子どもの頃、嬉しいことがあったとき、 共に喜んでくれたひと。

前を向けずひとりで居たとき、あなたの手を握りただ隣に居てくれたひと。

自信が持てないとき、代わりにあなたのことを信じてくれたひと。

みなさんにとって、どんなひとですか?
「人と人とのつながりが、 子どもの人生を支えていく揺るがない礎となる」

私たちはそう信じています。
私たちの活動は、皆さまからのご寄付によって支えられています。

1,000 円からご寄付をしていただくことが可能です。いただいたご寄付は、「子どもの村福岡」で暮らす子どもや、地域で暮らす子どもと家族の支援のために大切に使わせていただきます。

ありがとうございます!いただいたサポートは活動のために大切に使わせていただきます。