認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN

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認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN

認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN公式noteです。福岡を中心に活動を広げています。親と離れて暮らす子どもたちの養育、虐待予防と地域の家族支援を広げています。https://www.sosjapan.org/supporterpage/

マガジン

  • 2023年〜子どもの村日記

    noteお引っ越し後の「村日記」はこちらから。「子どもの村福岡」で生活する子どもたちの様子を、ファミリーアシスタントが中心となってお届けしています💌

  • まちの子どもの声をきくことができる社会に

    Newsletter vol.20「まちの子どもの声をきくことができる社会に」との連動企画です。ご寄付をいただいた方にはNewsletter vol.20をお渡ししています。

  • 「子どもの村福岡」ができるまで

    さまざまな理由で、親と離れて暮らす子どもたちと育親(里親)が一緒に生活をしています。海からもほど近く、自然に囲まれた場所で地域の方々に見守られながらの生活を送っています。 「子どもの村福岡」という場所ができるまでの歴史をマガジンでまとめています。

  • SOS子どもの村インターナショナル レポート

    SOS Children's Villages Internationalのレポートを日本語訳でお届けしております。

  • 採用情報

    SOS子どもの村JAPANの職員募集について、情報をまとめております。

最近の記事

  • 固定された記事

災害時「子どもの心のケア」手引き〜里親養育のために〜を公開致します。

能登半島地震の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。 余震が続き、まだまだ不安な日々が続いている中で大変な状況であろうかと思います。 子どもたちと家族の困難な状況は、これから徐々に明らかになってくるものと思われます。私たちSOS子どもの村JAPANとしても、子どもたちやその家族のためにできる事を考えています。 そのひとつに、東日本大震災の後、全国里親会とともに発行した『社会的養護における災害時「子どもの心のケア」手引き 〜里親養育のために〜』のデータを改めて

    • 村日記Vol.598「土いじり」

      少しずつ涼しい風が吹く季節になりました。 子どもたちも暑さが和らいだためか、外で遊ぶ時間が増えてきました。 今年の夏は雨が少なく、なかなか野菜が育たなかったので、夏野菜の収穫はあまりできませんでした。 そのため、今度はみんなで楽しく収穫したいと思い、先日秋冬にとれる野菜を植えました。 種類はじゃがいも、たまねぎを植えました。 農具を出していると子どものほうから「一緒に植えるのを手伝いたい!」と言われました。 子どものほうからすすんでお手伝いしてくれるので大助かりです。 数

      • 村日記Vol.597「子どもは遊びの天才!」

        今年も猛暑日が続く中、村の子どもたちは、虫捕り網を片手に庭を走りまわって元気に過ごしています。 残暑も厳しく熱中症対策のため、子どもたちにはお部屋で過ごす時間ももうけています。大好きな外遊びができない時間、子どもたちがストレスをためないように、発達年齢や興味の対象を職員で話し合って遊び道具の準備をしています。 しかし、子どもは遊びの天才。心配はご無用。 ある日、木のミニカーを転がすおもちゃで遊んでいた子どもが「もっと長く(転がるのを)見たいな。」とつぶやきながら、3つのおも

        • 「子どもの声を聴く」アドボカシーセンター福岡の取り組み

          今回のNewsletter vol.20「まちの子どもの声をきくことができる社会に」と題し、子どもアドボカシーの取り組みを特集しております。 福岡で活動する「子どもアドボカシーセンター福岡」の取り組みを取材しました。 子どもアドボカシーセンター福岡は、福岡市の社会的養護施設(児童養護施設、里親家庭、一時保護所、障害児入所施設)で暮らす子どもの声を聴き、時には子どもの意見を大人へ代弁する取り組みを行っています。 また、社会的養護にとどまらず、福岡市内で暮らす地域・学

        • 固定された記事

        災害時「子どもの心のケア」手引き〜里親養育のために〜を公開致します。

        マガジン

        • 2023年〜子どもの村日記
          32本
        • まちの子どもの声をきくことができる社会に
          1本
        • 「子どもの村福岡」ができるまで
          7本
        • SOS子どもの村インターナショナル レポート
          1本
        • 採用情報
          0本
        • 活動報告
          5本

        記事

          村日記Vol.596「自分で捕まえられるように!」

          8月も終盤に差し掛かりましたが、猛暑の夏はまだまだ続きそうですね。 かんかん照りの太陽のなか、子ども達は「外遊びがしたい!」とセミやとんぼを捕まえる事に必死です。 セミを見つけても自分で捕まえることができず、私たちに頼っていましたが、虫とりの回数を重ねていくとだんだんと上達していき、自分で捕まえられるようになりました。 「よっしゃー!!」と喜ぶ声が村に響いていました。 次の日の夕方には、自分で捕まえたとんぼをそーっと虫かごの中から自分の手でとり「バイバーイ」と言いながら、

          村日記Vol.596「自分で捕まえられるように!」

          村日記Vol.595「手を繋いで」

          子ども達が暮らす今津の地域は長い歴史を持つ伝統的な地域行事・お祭りが今も盛んに行われています。 子ども達は夏休みの間も様々な行事に参加したり、大人と一緒に準備に取り組んだりと大人顔負けの忙しくも充実した毎日を送っています。 普段ならお家にいる夜の時間に、子どもも大人も一緒になって明かりを囲んでワイワイ賑やかな時間を過ごすのは、きっと胸が高鳴る特別な体験になるはず。 そんな夜のお祭りは楽しいけれど、暗い夜道で転んだり、人混みではぐれてしまわないように誰に言われるでもなく年少者

          村日記Vol.595「手を繋いで」

          村日記Vol.594「手作りおもちゃ」

          子どもの村にはショートステイ専用棟があり、ショートステイを受け入れています。 色々な年代のお子様がいらっしゃるので、年齢にあったおもちゃが足りない事も。 子ども達ともっと楽しく遊ぶために、ショートステイ担当のファミリーアシスタントで手作りおもちゃを作る事にしました。 現在鋭意製作中です! まずはお手玉。 汚れて着られなくなったズボンを切り、袋の形に縫います。 ビーズやパイプ(よく枕に入っているものです)を詰め、もう一度ぬうと、出来上がり! 他にもペットボトルと新聞紙でわ

          村日記Vol.594「手作りおもちゃ」

          村日記Vol.593「子どもたちを地域で育てる」

          地域の夏祭りは、四所神社「お汐井祭り」の祭事とともに始まります。 子どもたちの活動は、7月21日の今津海岸での「ろう障子あらい」に始まる灯篭づくりです。 子どもたちが作った灯篭が、7月28日「登志宮夏越まつり」、7月29日「四所宮夏越まつり」、8月2日「大泉坊」までの計3日のお祭りに活躍します。 お祭りでは、子どもたちが主役です。 暗くなってから、灯篭と高張提灯を点燈して、参拝者を出迎えします。 「こんばんは」「ありがとうございます」と子どもたちの元気な声が響きます。

          村日記Vol.593「子どもたちを地域で育てる」

          実現した「子どもの村福岡」- 空間構成とゾーニング -

          空間構成とゾーニング配置計画の考え方 「子どもの村福岡」の配置計画は、設計者の建築計画コンセプトをもとに、建築チームでのワークショップを通じて検討を重ねた上で決定しました。 最初に子育てのための住宅である5軒の「家族の家」と、「村長の家」、「センターハウス」をどう配置するか、「多目的ホール」等の必要性と駐車場の配置などをいくつものパターンの中から、ひとつにまとめていきました。 敷地に対するアプローチは、さまざまなとらえ方、考え方がありましたが、今回は子どもの村の中心であ

          実現した「子どもの村福岡」- 空間構成とゾーニング -

          村日記Vol.592「いっぱいとれた!」

          「僕ご飯食べたらすぐまた外に行く。」とお昼ご飯を食べながら突然言い出したA君。 おたまじゃくしを見つけたので取りに行くらしい。食べ終わると「倉庫開けて。」と言うので何をとるのかと思ったら、コストコのパンの入れ物でした。 A君は工作が好きなので空き箱や芯などの廃材は彼に聞いてから捨てるようにしているのですが、どこに何が置いてあるのかもしっかり把握していて必要な時にちゃんと思い出せるのがスゴイ!と思った出来事でした☺ おたまじゃくしさんにはちょっと可哀そうな気がしますが、透

          村日記Vol.592「いっぱいとれた!」

          実現した「子どもの村福岡」

          空間づくり実際に設計という、建築に向けての具体的な作業が始まると、これまで私たちが積み重ねた、さまざまな経験が役立つことになりました。 子どもたちが直面する状況の調査や、国内外の既存の施設の見学などの経験は、実践的な発想を生み出す私たちの構想の土台になりました。 また研修会や市民フォーラムなど、さまざまな形で行われた講演会やシンポジウムは、現状を知り、改めて子どもの村という存在について各自がじっくりと考える機会となり、そこから新たな着眼点も生まれました。 そしてアイデア

          実現した「子どもの村福岡」

          子どもの村日記Vol.591「変身お面」

          最近のお気に入りは、好きなキャラクターのぬりえで作るお面です。 ぬりえに好きな色を塗って切り抜きお面に仕上げます。 頭のサイズに合わせてもらい出来上がり‼ 装着するとあっという間にヒーローの誕生です! 外遊びの時が一番盛り上がり今日も元気な声が聞こえます。 虫捕りの時も着けたまま。自転車でヘルメットを被る時はカゴに入れて持ち歩きます。 パワー全開での虫捕り! 怪獣になってくれそうな大人を探して目を光らせてきょろきょろ。 思い切り遊んで疲れるとひと休み…その間もヒーローにな

          子どもの村日記Vol.591「変身お面」

          SOS 子どもの村パレスチナの状況について

          ガザの住民(その半数近くが子ども)が前例のない人道的大惨事に見舞われるのを世界中が見守っています。 食糧と援助の不足により、飢餓と病気が蔓延し、爆弾は今も投下され続け、家屋は破壊され、民間人が死傷しています。 この戦争で最も暴力、剥奪、不平等にさらされているのは子どもと若者です。何千人もの子どもたちが殺され、何万人もの子どもたちが親を失い、自分自身のトラウマに加え、自分たちの生活の心配や大人たちの葛藤や恐怖も感じています。 ガザのすべての子どもたちと家族に対する人的、人

          SOS 子どもの村パレスチナの状況について

          【村日記Vol.591】「虫捕り」

          天気のいい日、外に遊びに行きたくてうずうずしている子どもたちの姿がよくみられます。 そんな子どもたちがこの時期特に夢中になっているのは「虫捕り」です。 子どもの村は自然豊かで様々な生き物に出会うことができます。 ある日、蝶々を捕まえて観察していると子どもの指にじっと止まり離れていかないという出来事がありました。そんな蝶々を見て「僕に懐いてるみたーい!」と嬉しそうに話していました☺ 虫捕りが大好きな子ども達ですが、虫の様子をじっくり観察した後には「また会おうね。」「ばいばい

          【村日記Vol.591】「虫捕り」

          【村日記vol.590】子どもたちと私の暮らし

          いつも子どもの村を支えてくださりありがとうございます。 育親の松島です。私が育親になって、この6月でまる6年が経ちました。 一人目の里子としてお迎えした当時3歳の女の子は小学校3年生になっています。現在は4人の小学生と賑やかに暮らしています。 村に見学に来られた方や絶賛子育て中のお母さんたちに、子ども四人と暮らしていることをお話しすると、 「里親さん!!子ども4人も!?素晴らしい!!子育てのプロ!!」 と言っていただくことがあります。 ごめんなさい!なんの、そんなこと

          【村日記vol.590】子どもたちと私の暮らし

          【村日記vol.589】野菜収穫!

          先日、村の庭でジャガイモほりをしました! 採ったジャガイモは各お家で分けて食べました。 自分たちで頑張って掘ったジャガイモはすごく美味しかったね☺ 村の畑では季節に合わせて、色々な野菜を作っています。 自分たちで採って食べる野菜は新鮮ですごくおいしく、 普段は野菜が苦手な子ども達もペロっと食べることが出来ます。 次は中玉トマトが収穫できるかな…? ファミリーアシスタント髙松

          【村日記vol.589】野菜収穫!