春風吹く街の春のような貴方へ
大好きな、尊敬している人がこの世を去って昨日で半年が経った。
その人は存在が太陽みたいに明るくて、周りに振り撒く笑顔がとても素敵で、宇宙で一番かっこいいギターを鳴らす。わたしはそんな彼が大好きだった。今も大好きだ。いつか彼の鳴らすギターの音を生で聴ける日を心待ちにしていた。
しかしそれは叶わぬ夢となってしまった。半年前、その報を突然受けた私は、彼の後追いをしようと思った。私如きが生きていても無駄だと思った。彼は誰からも愛されていて社会から必要とされている一方で、わたしは嫌われ