一滴の黒 Traveling Tribal Tattoo
最近読んだ一番面白い本、それはブラックタトゥーの本でした。
刺青入れてないのですが、刺青見るの好きで本などはつい買ってしまいます(ピアスは好きでめっちゃやってるインダストリアルとかダイスとかちょっとエグ目な部位にも入れてるんだけど、超絶飽きっぽい性格なのとピアスは銀色が好きだから装身具を全部銀色にしているけどコロコロ入れ替えてるので、何か図案入れたら絶対飽きるよなと刺青は入れないのであります。)
今や日本の彫師さんはGAKKINさん含めて(言わずと知れたバダサイとかやってるネオ和彫スタイルの刺青屋さん、WACKO MARIAのコラボアパレルとかも超かっこいいよねプレミアで全然買えない笑)世界的にも活躍されてる方が多いけど、僕が作品見て素敵だなーと思うのはやはり大御所のこのかた、大島托さん。
最初はバーストの古本か何かで大島托さんの刺青見たんですが、黒一色の塗り潰し主体で(グラデが基本デザインでもなんでも好きじゃないんで)マットで高級感あってトライバルで超かっこいいじゃんという。もしコペルニクス的転回があるならこの刺青なら入れてみてぇという欲があります。
この本は端的に言うとその大島托さんのバックインデイズものというか、あてどないバックパッカーの青年がネオトライバルの彫師になるまでの一昔前のアジア的なゆるさと鷹揚さで旅していく&段々市井の文化人類地味てくる旅の様子がめちゃくちゃ克明にそれこそ登場してくる旨そうな新鮮な魚のフライみたいな熱々の熱さで開示されていく様がめちゃくちゃ良くてとにかく本なんか読まないじゃんか、みたいな人もヌルッと読んでしまうパワーがある良い本(刺青にそんな興味なくてもいいじゃん)って感じでおすすめです。
アジア旅行行きたいな、代用品としては完璧です是非。
11月の予定
これは最近自分でいい曲だなと改めて思った5拍子の提供曲(一部変拍子になるのよりダンサブルなんで全体に変拍子のが全然好き)
それではまた。