マダガスカルお嬢様に仕えてもいないエセ執事の読書メモ2

「マダガスカルお嬢様」と私

いつもの導入

私のnoteを見る物好きは大体の人がひきこもり界隈かウマ界隈の方だと思われるので簡単に説明。
伊沢拓司さんがCEOを務めるQuizKnockには「マダガスカルお嬢様」と呼ばれる方がいる。
マダガスカル人でもなくガチお嬢様というわけではない、そもそも男性である。
まぁご本人が「偽物」と仰っていようが、我々執事達にとってはガチお嬢様なのです。いいね?
というか執事ってのも勝手にやってるだけで別に仕えてはないのよ。
詳しくはマダガスカルお嬢様こと石田武蔵さんのX見てね。
ちなみに、そろるはふざけて執事キャラでリプを返していたのですが、そろそろ「武蔵お嬢様とエセ執事」ではなく「石田武蔵さんとそろる」としてやりとりをした方が良いのでは…と思いながら止め時が分からなくなってしまった。ので適宜ノリ、適宜素に戻ることにした。
武蔵お嬢様もそろると同じく心理学クラスタなので、執事としての教養を高めるべくお勧めの心理学書を伺ったところ…

とのことで、前回の記事では真ん中2冊を読みました。
https://note.com/soror/n/n3b94e53520cf
(マダガスカルお嬢様に仕えるエセ執事の読書メモ)
今回は右端の本です。やっと予約順番が回ってきました。
ちなみに図書館で借りたのは当時仕事がなかったからという金銭的な都合もあるのですが、家の人から「本棚割れそうだからこれ以上本増やさないで」と口酸っぱく言われてるからです。木製なんだからもう少し頑張れよ。
まぁ昔カラーボックスは割った前科があるのであまり言い返せないんですけどね…。

『読めない人が「読む」世界』読中メモ

その前にそろるの「読む」プロフィール

最初20ページほど読んで「読む」との関わり方を一回整理しておきたいな、と思ったので。
識字障害特になし、視神経サイドも問題なく本を読める。恐らく日常的に幻覚や認知症も絶対音感も共感覚もなし。この辺だけは割とマジョリティやと思う。
(日常的に幻覚はないけど、むか~~し睡眠薬で幻覚は見た事ある。すごいきれいな光景で今でも覚えてるw)
昔は普通に解けてた小学生レベルの図形問題が、高熱放置されてから解けなくなった。なんか脳の空間認識能力が壊れてるっぽい。本とかTwitterは問題ないが地図は読めない。(この本では文章について取り扱ってそうだけど一応)
ついでに文章の行間も読めない。家族全員読めないのでもう仕方ない。遺伝子レベルで無理。
視力障害ある方に読み上げツールがあるのは存じているが使ったことは無い。
昔うつ病が酷かった時期は本読めなくなってた、ちなみに文章も書けなかった。今は服薬すれば大丈夫で、本も少しずつなら読めるので勉強もできてる。本を読む事についてはリハビリ中。
外国語はてんでダメ読めも書けもしない。中学英語すらも怪しい。
識字障害のある友人はいる。バイトとか大変そう。

読中メモ

・最初から障害で読めないのと、人生の途中で読めなくなるのとは話違うよな。前後比べられるのは後者なのだけども。
・おるおる、躁鬱の躁の時に本を片っ端から買う奴。周りは「まぁ性的逸脱でもないしほっとくか」って感じやけど本人は本との関わり方もしんどいのかな…(金銭的に立ち行かなくなりそうやけど)
・共感覚の人って文字が彩られて見えるらしいけど、目疲れそうやな…
・内容に変わりなくてもフォントでエラー吐く人いるんか。世界は広い…
・公立幼少中学校やったけど、ディスレクシアへの理解あるとは到底思えん教育方法やったな…もしかしたら同級生にも何かしら「読めない」子いた可能性あるよね…
・↑とはいえやんちゃでもないのに全然勉強できない子にも、家庭がヤバかった私も大人から見て見ぬふりやったので支援する気ホンマにあったんか?という話ではありそう。
・今の子は手書きの文字が読みにくいって聞いた事あるけど、どこで聞いたんやろ…ソースなし。
・ディスレクシア自体もまぁしんどいけど、音読で読めなくていじめられてうつ病になるとかの2次障害も大きいんか…
・白い紙と黒い字のコントラストが眩しい場合もあるのか!めちゃくちゃ分かる!メガネにちょっとだけブルーライトカット入れてるけど、入れてからめちゃくちゃ読みやすくなった。
・共感覚のフィクションキャラに伊能麗示(パワプロ)が居て、普段は優しいのに音楽に青が混じるとキレ散らかすの思い出した。リアルでも自他の名前の色に収まりの悪さを感じて改名する方がいるらしい。
・共感覚って色字だけやなくて味を感じる人がいるのか。匂い感じる人ももしかして居る…? 
・幻覚といえば統合失調症だけど、薬剤とかトランス状態で幻覚を見ることがある。私も睡眠薬飲んで寝れなかった時は文字が踊ったことある。※睡眠薬飲んでからは何かしら読まずに素直にお布団で大人しくしましょう。
※あと幻覚見る為に健康なのに睡眠薬飲むのも止めようね。好奇心は分からんでもないけど、薬なしに寝れる幸せをかみ締めて欲しい。マジで(小さい時から不眠)あと普通に不味い。
・カラオケって「歌詞を読む」と「合わせて歌う」だけで脳のリソース全部使うからストレス発散になるらしい。そう考えると声に出しながら読むって理にかなったストレス発散法なのか。
・認知症って分からないんじゃないんだよな、読んだそばから忘れるだけで。そしていつか忘れる速度の方が上回るだけで。
・認知症の方向けに伏線とか心理的なバトルを省いた推理小説があるのか。認知症じゃなくても普通に読みやすそうで読んでみたい。

・多分、この本を読んでる人が思っている以上に「読めない」人とか「普通の読み方」してない人が居るなと思った。(ここはあえて普通って言葉使わせてほしい)そういう人の救いになる一冊。ただし、そういう方たちがやや硬めの文章であるこの本を読めるのかどうかは…せめてオーディオブックで聞けるようになってると良いけど。
・「読めない」って仕事も趣味も困るし、何をするにもそれがネックになるのがしんどいよね。
・今のところ「オーディオブック」「読み上げ」といった「読めない」を耳で代替する補助ツールがある。技術が進めば読み上げツールも感情をこめたりできるのかなぁ。込められた感情が邪魔になるのか…な?

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