経験っていらないの?
3年前に訪問看護のとある研修で講師の先生が看護師の資質で不必要なものの中に経験を入れていたのを聞き衝撃を受けました。 私は経験を大事にしてきたからです。なぜそのようにいわれるようになったのか考えました。経験だけで判断することがリスクがあるためだと考えました。 私は経験した事を引き出しにしまうと前回も書きましたが、その時に身体のメカニズム、医学的な根拠などを紐付けして落とし込んでから引き出しにしまいます。紐付けするときに疑問に思うと調べて、だからそうなのかと答えを出してからしまいます。 経験だけを頼りにしないで、意味づけをする作業を自然としていましたが、それをした経験と何もしないけ経験だを引き出しにしまうのは意味合いが違ってくるとたどりつきました。
エビデンスってよくニュースでも耳にするようになっていますが、エビデンス=科学的根拠は確かに必要です。ですが、それだけでは語れないものもたくさんあります。人間は顔がそれぞれ違うように身体や考え方もそれぞれ違うのです。だから私はそこに経験というエッセンスが必要なのではないかと考えます。
最後までお話に付き合ってくださってありがとうございます。