美しさやお金があっても悩みは尽きない？
女性を相手にする仕事を始めて、20年近くになります。
女性の悩みを聞き続けています。
女性の悩みのテーマは、よくこの３つと言われます。
・美容、健康
・お金、仕事
・人間関係
もちろんん、このようなテーマの悩みのご相談を受けることも多いですが、私の感覚として、これってすごく表面的なことで、「じゃあ美しくなって、お金が潤沢にあれば十分なのか？」と言うと、そうではない。
女って欲張りなのよ。
って、言う人もいるけど、そうかもしれないけど、本当はもっと根底に大きな悩みを抱えていて、これを満たすために、あれこれやっているんだ。って気付かされました。
何かというと・・・
「寂しい」
寂しいんですよね。寂しくないですか？
人は誰でも寂しいと思うけど、女性の寂しさって、いろんな種類の寂しさがあって、何で満たされるかというと、簡単ではないな。と思います。
一人で寂しい
家族と居ても孤独を感じる
認められない
存在感がない
失われる若さ
衰える美しさ
無意味な日常
報われない努力
・・・・
お金があっても健康であっても美しくあっても、パートナーがいても良い仲間が居ても満たされない・・・
だから食べちゃうし、買っちゃうし、愚痴っちゃう。
本当に満たしたい「寂しさ」をわかっていないので、違う欲求を満たすことで満たそうとしているから。
実際、寂しさって満たされないんです。
感情だから。
何したって寂しいから。
だったら、それを味わって、寂しい自分を受け入れることが大事で、寂しい自分を知ることで初めて、寂しくない自分を知ることができます。
そのために、まず五感を満たすこと。
・触れる／触れられる
・香りを嗅ぐ
・心地良い音を聴く
・心地良い景色を見る
・美味しいものを食べる
その上で、話をすること。愚痴ではなく、話をすることです。
愚痴って、言ってすっきりする。と思っているかもしれませんが、一番そのドロドロした愚痴を聞いているのはあなた自身です。
すっきりするはずがありません。むしろ、ドロドロがヘドロのように溜まってきますよ。
今感じていること、今思っていることを素直に自分の感情として話ができると、寂しさの意味や理由がわかってくるかもしれません。
案外解決する方法は簡単かもしれません。
寂しさから目を逸らしてしまうと、他人に対する妬みや嫉み、劣等感、嫌悪感、自分に対する否定感、嫌悪感が生まれてしまいます。
この感情の根源は「寂しさ」です。
「寂しい」って口に出してみてください。
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