アロマセラピーは自分を観察するところから
最近自覚していますが、私はおそらくアロマセラピストでも「精油をよく使う」方だと思います。
以前ブログに「精油の薬理作用をそれほど信用していない」と書きましたが、意外と信用している。
どっち?
他人に勧めるほど信用はしていないけど、自分には効果があると思っている。
ってことですね。
もちろん何度でも書きますが「プラシーボ」もあるけど、私は自分の身体や体質を知っているし、どういう状態の時にどの精油に反応するかということを知っているので、体調に合わせて精油を選ぶことができます。
でもそれを即他人に応用できるか?というと、その確証がありません。
何しろ「サンプル1」ですから。
「私は、こういう時にこの精油を使ってますよ」と、お話しすることはあっても、それがすぐにその人に同じ結果を出すとは思っていません。
なので、もしもそれが自分に合わなかった、あるいは期待した結果が出なかったという場合は、是非教えて欲しいんです。
サンプルを増やしたいから。
きっと、気を遣ってくださって、合わなかったことは教えてくれていないのではないかな?と思っています。
アロマセラピーの化学として、精油の薬理作用は明確になってきているけど、精油自体が不安定なものなので、まだまだ臨床的に見ていくことしかできないので、失敗も成功も非常に大事なケースになります。
そんな私の、失敗ケース。って言うか。あれ?と言うことがありましたので、こちらのブログをお読みください。
これは、セラピストスタジオのnoteなのですが、私が担当の時、私の体調の変化と精油への反応の変化を書きました。めちゃめちゃわかりやすかったので、自分でも驚きました。
こう言うケースを知ることで、精油のことももちろん学ぶけど、自分のことをまたよく知るようになったな。と思います。
いつも言っているけど、アロマセラピーは精油を学ぶと言うより、人を知ることから始まります。
セラピーという限り、人に何か働きかけるものであるはずです。
人は何をも考え、何を求め、何を得たいのか。ということを考えておかなければ、精油自体の作用に振り回さされて、期待した結果を得ることができないということになります。
精油は素晴らしいツールです。それを最大限活かすためには、精油だけでなく人にも関心を持ってもらいたい。
まずは自分自身に関心を持ってみる。よく自分を観察してみると、精油と自分の関わり方が見えてくると思います。