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認知の違い

私が個人事業者から法人化した話は、以前書きましたが、会社にした理由が理由なだけに、全然何も準備をしていなかったため

実は、ロゴがありません。
なんとなく使っているものはあります。
最初に名刺を作った時に、印刷会社さんから「何かロゴのようなものをつけますか?」と聞かれ、無いんです。と答えたら、「こちらで仮のものを作っておきましょうか?」と言われ、じゃあよろしく。みたいな感じでできたもの・・・TT

で、8年目にして本格的にロゴマークを作ってもらっているところ。

株式会社ソルシェール
ソルシェールは「魔女」という意味ですが、いわゆるドロドロした魔法を使う女、というより、ハーブやアロマを使って健康で幸せな生活を作り出す賢い女性=魔女 という意味です。

作ってもらったロゴマーク案に、魔法の杖のモチーフが入っていたので、
「魔女のホウキ」にできませんか?と、打診したところ、
ホウキを入れたら、お掃除屋さんの名刺みたいになっちゃったんです。と・・・

なるほど〜、と大笑いしたのですが、この出来事は非常に意味があって、この認知の違いが、いろんなところで起こるんだろうな。と、改めて感じたのです。

ホウキ=魔女 と思うのは、私の認知であって、
一般的に ホウキ=お掃除 なのです。

アロマセラピー=生きる知恵 と思っているのは私の認知であって
一般的には、アロマセラピーは、おしゃれで贅沢なお遊びでしかないのかもしれない。と。

アロマセラピーが生きる知恵であると思う理由は、私がアロマセラピーに出会って、本当に意味で生き返ったからです。
この経験からアロマセラピーは人生を変えると言い続けていますが、アロマセラピーがおしゃれで贅沢なお遊びと思う人たちからしたら、意味がわからないし、「頭がお花畑な人たちが幸せを売り物にしてる」くらいに思われるんだろうな。(毒が強すぎる!?)なんて思った

アロマアナリーゼという手法を作った時は、あくまでも私の感覚でやっていたメソッドで、精油のプロフィールノートから精油のメッセージを作る方法なんて、ルールはもちろんないし、思いつきで書き込んだらノートになっていて、それを全部覚えられないから「キーワード」をメッセージと言うようになっただけのこと。

だけど、そんな雰囲気だけでホワホワやっていたら信用されないから、私は自分の脳内を解析して、体系化することを試みたら、結構理論的に作り上げていることに気づいたわけです。

当然、後付けの理屈もあります。

理屈なんて無くたって、精油は心に作用するんだし、嗅覚は脳を刺激するんだから。

でも、そこをちゃんと説明しなければ、曖昧な認知のまま広がってしまう。

「なんとなくピンク色」と言ったものが「ピンク色」と伝わって、気がついたら「赤系統の色」と言うことになってしまう。みたいなことが起こらないように、なぜピンク色なのか。と言う説明が必要だった。

感覚で感性でできたものを、人に説明する時にはどうしても理屈っぽくなる。
途端につまらないものになってしまう。というジレンマ・・・TT

こう言うのって難しいですね。

と、言って避けては通れませんので、今日も地道にそれを埋める作業を続けるだけです。


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精油の翻訳家 藤原綾子
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