不幸は共有しやすい!?
こんな口癖の人とは即刻離れた方がいい。という動画を見ていました。
いくつかの口癖が出ていたけど、その一つが
「私の人生は不幸」
自分の人生がずっと不幸だったと、悲劇のヒロイン話をする人は離れた方がいい。ということでした。
そりゃそうだろうな。と思います。幸いなことに私の周りにはそういう人はいません。
むしろ、ちょっと残念な話、不運な話を「ネタ」にして、面白い話として教えてくれる人はたくさんいます。
こういう人って、人からも慕われるし、結果、幸せです。
でも、不幸な話を不幸だったと、誰かに語る人は、やはりしんどいかも。
そう言えば、学生時代の友人に「私って不幸〜」が口癖の子がいて、何かあると「不幸〜」って落胆してました。
例えば、バスがタッチの差で出て行ってしまったら「不幸〜」って嘆いて、ランチのミートソースが洋服に飛んだら「不幸〜」って嘆いていました。
私たちは彼女を「ケルマラ(Quel malheur=なんて不幸)」と呼んで、ネタにしていたけど、彼女自身もどこまで不幸と思っているかは、わかりません。
って、話を戻すと、
その動画の中で、
「不幸は共有しやすい」と言っていました。
幸せは、人によって違うので共有しにくいらしいです。
結婚とか出産とかわかりやすい幸せは共有できるかもしれないけど、美味しいランチを食べた!幸せ。という報告を受けたところで、食べ物でそこまで幸せを感じない人にはピンとこないですよね。
でも「不幸」って、私の友達のバスに乗り遅れたり、ミートソースレベルではない限り、大体その痛みが共有できるらしいんです。
人間って面白いな〜、って思いました。
喜びより痛みの方が共通認識として一致しているという点。
これも一つの身を守るための安全対策なのではないかと思うのです。自分は経験していないけど、他人の痛みを知る、疑似体験することでその危険を回避するということではないか?と思います。
よく「他人の不幸は蜜の味」とか言ったりします。蜜の味とはもちろん思いませんが、他人の不幸話を知りたくなるのは、そういう脳の働きなのかもしれません。
でも、(救いようのない)不幸話を続ける人の近くにいると、疑似体験が過ぎて、体験したかのような不幸(な気分)になってしまうのかもしれません。
ここで、気功療法師として皆さんに注意しておきたいことは、気分こそが病気を作るってことです。(身に覚えあり。の私)
不幸な気分なら、気分だけだから問題ないのでは?と思うかもしれませんが、その気分が自分を虐めて、引いては病気にしてしまうことがあります。
だからその動画にあるように、やはり「不幸話」を続ける人からは離れた方が良さそうです。
でもネタにして笑いに変えられる人は、それだけのエネルギーのある人なので、信頼して良い友人となります。
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