正解がないから伝えられる「真実」
アロマアナリーゼを学んでいる「アロマアナリスト養成講座」の受講者さんや、認定アロマアナリストたちにアンケートを取ったところ
「アロマアナリーゼは正解がないところが面白い」
「精油のメッセージに正解はないことに戸惑ったけど面白い」
「正解がない世界が楽しい」
と言った声が、とてもとてもたくさん寄せられます。
これは、受講者さんたちの感性も素晴らしいけど、認定校の先生方の忍耐力の素晴らしさも感じちゃいます。
だって、何かを教える時は「正解」を教える方が楽なんです。
眠れないならラベンダー
風邪をひいたらローズマリー
落ち込んだ時にはカモマイルローマン
って、「これが正解です」って、教えた方が楽なんです。
だけど、それって正解ですか?って、思うことってありませんか?
ラベンダーで眠れますか?
私は眠れません。あの香りが鼻についちゃって、イライラして眠れない。
カモマイルローマンに抗不安作用があるって本当?っていうくらい、モヤモヤします。
精油の作用は画一的ではない
アロマセラピーで使う精油は、植物から抽出されたままを使います。
原則としてそこに何かを加えたり、何かを抜いたりなどはしません。
(フロクマリンフリーの精油や固まらないようにエタノールを入れる精油はあります)
ということは、その年、その土地の天候や状態によって成分は毎年変化します。
もちろん作用も変化します。
以前は入っていたはずの芳香分子が、最近は全く検出されなくなった。ということはあります。
それでも古い本には、その作用が記載されていて、精油のその作用があると信じている人がいます。
実際には、該当成分が無いのだから、作用があるはずがありません。
でも、作用したりするんです・・・・なんで?
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