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悩みと向き合えている?

私たちの仕事は「悩み」と向き合い、「問題」を解決することのお手伝い。だと思っています。
悩みの種類は色々です。
でも大きく分けてこんな感じ

・健康/美容
・人間関係
・将来のこと(親や子供のことも含む)

これらのテーマで、全く悩みがない。って言う人は、多分いない。
だからよく占い師とかニセ霊能者って言われる人が「健康に不安がある?」とか「この先が不安でしょ?」とか、声をかけると
「えー!!何でわかるんですか?」って言うシーンをよく見かけるけど、わかるんじゃなくて、みんなそうだから。って話。

重大な不安や問題じゃなくても、何かしらあるものです。小さなものや、言われてみて振り返ると「そう言えば」と気づくものから。

サロンにいらっしゃるお客様も大体そんな感じです。

ただ、時々「全く心当たりがありません」と言う方もいらっしゃる。
実はこちらの方が不安になります。
つまり、これは問題に気づいていない。あるいは、問題を見ようとしていない。と言うことです。

気づいていない鈍感さや見ようとしない無神経さ(言葉を選べ!)を問題と言っているのではなく、なぜそこまで自分と向き合おうとしないのか?と言うことが問題です。

大前提として、アロマセラピーを受けようと思った時点で、何かあったでしょう?って思うんです。

それなのに、何か不安に思うことや心配事ってありますか?とお聞きしても、「特にないです」と間髪入れずに答える。
この時点で違和感ですよ。

質問に対して考える間も無く答えを出そうとする「優等生っぷり」

この人が私に見せたい姿は
「心や身体に一点の曇りも悩みもない、自分で解決できる、あるいは問題処理能力の高い優等生の私」なんです。

この人は嘘をついているわけでもないし、私を騙そうとしているわけでもありません。
本気でそう思っているんです。。。だから、ご自身でも「違和感」を抱いちゃって、私のサロンにいらっしゃるのだと思います。

初めて会う他人に対して「良く見せよう」と思うのは、人が安全に生きるための最初の手段としては正しいと思っています。
しかしそれが、本来の自分を覆い隠すほどのものとなって、それが本来の自分であるかのように自分が錯覚してしまうと、辛くなります。

自分がどこにいるかわからなくなるから。

他人から見える自分と本当の自分を一致させようとすると、余計にわからなくなる。

自分という人間を作る時に、自分以外の人間が関わっていることは誰にでもあることですが、その距離感が0になってしまうと、自分がいなくなります。
ここに気づいて欲しい。

あなたは、あなたの頭で考えてあなたの意思で動いているつもりかもしれないけど、今、目の前にいる「藤原綾子」を喜ばせようとしたよね?ってこと。
藤原綾子が満足する答えを、藤原綾子が感心する答えを出そうとしたよね?
ってことを気づいて欲しいと思うので、私はアロマセラピーをやっています。

精油を間に置いて、好きな精油を選んでもらう。
その精油にどのような働きがあるのか?この精油を使うことで、こういうことが解決される。こういう問題があるよ。って教えてくれる。ということを伝えるだけで、自分にベクトルが向きます。
そこで初めて「あ、そうかも」と気づける。

そんな面倒な手段を踏まないと、自分のことに気づけないんですか?って、思う人もいるかもしれないけど、いろんな場面で、自分より家族を優先してきたお母さんたちには案外多いかもしれません。

どうですか?
あなたは自分の悩みに気づけていますか?

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