見出し画像

どれだけ深く付き合うか?

私は「精油と仲良くなる」という言葉をよく使います。
しかしこれは比喩でも大袈裟でもなく、その言葉通りのことで、その精油の一番の理解者であり、精油に助けられる関係です。

なので、時々誤解されている精油がいたりするとかわいそうに思うし、理解が足りないな〜。と思ったりします。

仲良くなるにはどうすれば?

仲良くなる。というと、「どうすれば仲良くなれますか?」と聞かれることがあります。
どうすれば?って・・・こうすれば良い。という答えはありません。

とにかく付き合うこと。
深く付き合うこと。
何度でも会うこと。

これが、どんな関係でも仲良くなるプロセスですよね。

つまり、何度でも使うこと。いろんな場面で使ってみること。そして調べること。知ること。
できれば、好きになること。

仲良くなるって、やっぱり「好き」が原動力ですもんね。

サンダルウッドについて調べます

サンダルウッドという精油

久しぶりに「精油レッスン for professional」というレッスンを開講します。

1種類の精油をとことん調べて深く深く理解して、自分との距離感を近づける。平たく言うと「仲良くなるため」のレッスンです。

今回はサンダルウッド(白檀)

上の写真は、先ほど「サンダルウッド」を調べるために本棚から引っ張り出した本です。
これは、私の記憶にある範囲でサンダルウッドについて書かれている本です。多分、私の記憶から消えているものもあるでしょうから、また本棚から1冊ずつ探し出す作業もありますが、それでもこれだけの情報量。

東洋思想で見たサンダルウッド
占星術から見たサンダルウッド
サトルアロマセラピーでのサンダルウッド
香水におけるサンダルウッド
イギリスアロマセラピーのサンダルウッド
学名から見るサンダルウッド
アロマサイコロジーのサンダルウッド
魔法で使われるサンダルウッド
科学で見たサンダルウッド
ホリスティックセラピーで見たサンダルウッド
小説に使われるサンダルウッド
サンダルウッドの歴史
植物学から見たサンダルウッド
宗教とサンダルウッド

いろんな視点からサンダルウッドを見ていくと、サンダルウッドの顔が色々見えてくると思います。
思っている姿と違う。と。

人と同じ

繰り返し言うことですが、結局「人」と同じです。
人に歴史あり。その人が今ここにいる、その表情でここにいることは、今突然そうなったわけではなくて、これまでの様々な経験、環境、歴史がその人を作っていて、大抵それは魅力となって誰かの力になっている。
そしてそれを好きだと思うわけです。

その人を好きだと思った時、私たちは「もっと知りたい」「もっと会いたい」って思うはず。

精油も同じ。

と言うか、そう思えないならアロマセラピーは仕事にできないと思う。(厳しい!?)

アロマセラピーを仕事にする

精油のことだけを学ぶのではなくて、精油から人を見て、人から精油を見ることができるかどうか?って、とても大事なことなんだけど

精油のことばかり一生懸命勉強していてもダメです。
だからと言って、精油のことを蔑ろにしたんじゃもっとダメ。

アロマセラピーをお仕事にするなら、まず第一に「人」に興味を持つこと。
なぜなら、セラピーの対象は「人」だから。

第二に「精油」に興味を持つこと。

第三に「自分」に興味を持つこと。

自分に興味を持つって大事です。でも、自分を最初に持ってきちゃうと、自分の損得ばっかり考えることになるので、まずは「人」そして「精油」最後に「自分」と言う順番にしておこう。

この3つの共通点がわかりますか?
共通点が分かれば、アロマセラピーが仕事になる理由がわかるはずです。

考えてみてください。

もしも、もしも、記事が面白かったとか、理由はないけど応援したいと思ってくださったら、サポートお願いいたします!飼い犬アロマのおやつ代にします!? 残ったら精油やアロマの書籍を購入させていただきます^^