子供のやさしい言葉
夜、私は子供の香りを感じながら寝るのが好きです。
小さい子ってなんであんなにいい香りがするんでしょうね。
ただ、その後、寝相の悪い子供に蹴られて何度も起きたり、その前に寝ないで寒い中うろちょろする子供を怒ったり色々あるのですが、でもその時間が好きです。
ただ、その時間が好きなんだけれど、寝る前は私もピークに疲れていて、子供が一番駄々をこねやすい時間で駄々をこねることもあり(駄々と言えば可愛いけれど・・というくらい苦笑)自分で反省するくらい大人気ない怒り方をしてしまうことも。
そういう時でも最後はできるだけ寝る前に残らないように
「大好きよー」
と言って眠りにつくようにしています。
そんな私の言葉を真似するようになった子供。
大好きよー
と私が疲れて言い忘れた時も言うように。
私も大好きよー
と返しますが、やさしい言葉、ほっこりする言葉を使うようになったなあと思います。
大きくなったなあ・・。
以前は私がいった時にだけ返していたのに。
ま、私が体調が悪いことがあってそのことを伝えても、まあ響かないで、走り回って親を困らせるような元気が取り柄!みたいな子なので、本当に優しいかというとまだそこまで考えられない単に真似ている部分もあるのだと思いますが。
それでも
(雨を見て)太陽さん元気かなあ
とか
(犬を見て)喧嘩しちゃめーめーよ。いいこねー
だったりとか子供らしい優しさに触れることが増えてきました。
でも思えば、
この子供のやさしい言葉
というのは子供自身がどれくらいかけられたかに比例するのかもしれないと思うのです。
以前、虐待の噂があったご家庭の話で、上の子が前のご主人の子供で母親が冷たく当たっていたら、下の子供が真似して冷たく当たるようになったと話があったんですね。
そして、下の子供はさらに大きくなったら母親にも同じような言葉遣いを使うようになったというのを思い出したんです。
そう思うと・・気を付けなければ・・と思ったりするのですが。
私は子供がやさしいと感じられる言葉をどれだけかけているだろう。
子育てをしているとそれどころではないことも多くあるのですが、でも少しずつでも気を付けながらいきたいなあと思います。
優しさは余裕が必要ですね。
肉体的にも精神的にも。
精進します。