ファジアーノ観戦記 2024年7月14日 栃木SC戦
お土産は宇都宮で
今回初めての栃木戦観戦、北千住からリバティに乗って東武線久喜駅でJR線に乗り換え。JR宇都宮線でそのままスタジアム最寄り駅の雀宮駅、では下りずにまずは宇都宮まで。目的はお土産。事前に栃木のお土産を調べたら、探すなら宇都宮、と分かったため。
宇都宮駅に到着して、改札を出て目の前ある買い物エリア宇都宮パセオ。目を引くのが餃子、そしてレモン牛乳。これだけでもう栃木。餃子の具を使ったスープの素、餃子風味のおせんべい、餃子のガチャ、レモン牛乳のパッケージのデザインをそのまま使ったグッズ、これだけでここは栃木と実感。
パセオをうろうろしていたら、初老のファジサポ発見。元気な挨拶をいただいた。東京ではファジアーノを共有する人がいないので、この挨拶はありがたかった。
いざカンセキスタジアム（カンスタ）へ
雀宮は宇都宮のすぐ隣。到着すると、のどかな風景。駅のすぐそばに宇都宮工業高校。宇都宮とは全く違う雰囲気。
雀宮の東口からシャトルバスに乗ってカンスタへ向かう。改札を出るとバス乗り場の場所を案内するスタッフさんが何人かいたため、迷わず乗り場へ到着。乗り場へ向かう途中、スタッフさんから「岡山の皆さんようこそ！」と声をかけていただく。この一言がとてもうれしい。
乗り場で往復券を買って乗車。バスに揺られて20分ほどで到着。初めて目にしたカンセキがそびえ立つように見えた。
カンスタは快適！
カンスタのすぐ隣は、とちのきファミリーランドというレトロな遊園地があり、家族連れでのんびり楽しめそうな雰囲気がある。対するカンセキは、思った以上に堂々たる存在感。陸上のトラックもあるためかなり広く、観客席からピッチまでは少し距離を感じるが、座ってみるととにかく快適。座席のサイズ十分、ドリンクホルダーあり、屋根がぐるりと座席を覆っていて、小雨なら十分しのげる。この日は雨でポンチョをもっていったけれど、到着したときは小雨で風も強くなく、ポンチョ不要でした。カメラ持参なので、雨をしのげるのは本当にありがたい。
やはり屋根のあるスタジアムはいい。岡山にもぜひ、と思わずにはいられない。
一つ不満があるとしたら、アウェイ側のゴール裏では、モニターが見えないこと。ちょうど席の真上にモニターがあって、前の席から首を伸ばしてやっと見えるくらい。アウェイにはちょっとだけ厳しいスタジアム。
スタグルはパスタと卵焼き
スタジアム周辺のキッチンカーで、スタグルを探す。雨は降っていても、食欲は変わらない。私は行列が苦手なので、すぐに注文できるパスタのお店で夏野菜のパスタを注文。おいしそうなのはもちろん、「岡山はトマトが有名と聞いたので」とのＰＯＰを見かけたため。実際に買うとあったかくて具沢山。店頭の写真に偽りなし！
今回はもう一つ、卵焼きを注文。黄色の四角い卵焼き、他のスタジアムでは見なかったし、私の年になると揚げ物はちときついのでこれはちょうどいい、と購入。だし醤油味をいただきましたが、美味。ハズレなし！スタグル最高！試合前に存分に満たされました。
栃木に愛されし男、柳 育崇
栃木SCに所属していた柳選手。栃木戦の都度、試合後に栃木の応戦席まで出向いて挨拶をする律儀な柳選手、移籍しても愛されているのがよくわかる。なお、今日は試合後半で途中出場したときには、栃木応援席からブーイング。これは愛があるブーイング、ということにした。なお、この日も試合終了後、柳選手は挨拶に行った様子。
試合
前節の仙台戦で、ルカオ選手がおそらくけがで離脱。栃木側は監督が後退し、複数のチームで指揮経験のある小林伸二氏が就任。加えて栃木は降格圏、勝ちたい気持ちは強いだろう。簡単には勝たせてくれる予感はしない。蓋を開けてみると、栃木SCは開幕戦とは別のチームになっていた。激しいボールの奪い合いになる。雨がピッチに影響したか、ボールがうまく拾えないことも。そうこうしていると、前半に栃木が先制。と思ったら1分後に早川選手のゴールで元気復活。やはりゴールはいい。
そのあともシュートを放つも、相手の守備やゴールキーパーのファインセーブに阻まれる。これは相手を褒めるしかない。
🎦 ゴール動画
— Ｊリーグ（日本プロサッカーリーグ） (@J_League) July 14, 2024
🏆 明治安田Ｊ２リーグ 第24節
🆚 栃木vs岡山
🔢 1-1
⌚️ 34分
⚽️ 早川 隼平（岡山)#Ｊリーグ pic.twitter.com/vDKv5BSGkI
何とか逆転をと思っていた時、後半に悪夢。齋藤 恵太選手が倒れて動かない。相手選手と接触したらしい。顔にけがをしているようだ。担架が要請される。静まり返るスタジアム。カメラでその様子を見るが、ちらりと齊藤選手の顔に赤いものが見えたときは私の血の気が引いた。この日はそれ以上カメラを向けることはできなかった。担架で運ばれる齊藤選手を見ながら、なぜFWばかり怪我をするのか、岡山がなんかしたんか、と神様を恨みたくなった。ただ、この時両チームの応援が音を出さなかったことはありがたく思った。栃木の応援団の配慮に感謝したい。
もう怪我をするな、引き分けでもいい、無事に試合が終わってほしい。治療の時間のわりに後半のアディショナルタイムが短い気がしたが、長いとそれはそれで嫌な展開だったかもしれない。何より目の前で怪我をする様子をみたので、終了のホイッスルを聞いたときは、心底ほっとした。
惜しい決定機もあり、勝機もあったように思えたけれど、J2は甘くない。小林監督のチームは怖い、そう認識されられた。就任してまだ時間が経っていないのに栃木に合う戦い方ができていたように思う。栃木との対戦がもっと後だったらと思うと恐怖しかない。
試合終了直後は、厳しい声もあった。昇格するんだろ！と。それでも選手多岐が挨拶に来たときは、温かい拍手。これからしばらく中断期間。選手の皆さんは体を休めて、とにかく怪我から回復して、再開後勝ちまくっていただきたい。
個人的な感想を徒然と
私が今年見に行く試合、なぜか田上選手によくないことが起こる。レッドカードもらったり、オウンゴールになったり。なので今日こそは田上選手が無事に終わりますように、と事前に神頼み。この日は田上選手にそこまでのことはなく無事に交代した時は、心底ほっとしました。
私の一押し金山選手、ベンチ入りで心躍る私。隙あらばベンチの金山さんを撮影。撮るたびにテンションがあがる。ピンクユニが似合うわー、笑顔がいいわー、真剣な表情もいいわー、現地観戦いいわあ。
心の中では喜びあふれる私、ただの変態かもしれない。
一つ残念だったのは、トッキーの写真が撮れなかったこと。ハーフタイムにスタジアム1週しないかなと思ったけど、雨のためかアウェイ側にはいらっしゃらず。。撮りたかったなー、次の機会の楽しみにしましょう。
