麻糸を使う~サンキャッチャー~
手績み麻糸を本格的に使い出した始まりは天使のサンキャッチャーをつくったこと。
当時 羊毛フェルトで天使をつくるのを教えていただいて天使をつくっていたのですが、
背中にフワフワな羽根をつけるとどうしても一人立ちできずバランスが不安定でした。
手績み麻糸があるからぶら下げたらいいのでは??
ドリームキャッチャーもサンキャッチャーも、麻糸が丈夫だからできるのです。
他の繊維をあまりさわったことはありませんが、
芭蕉の繊維は乾燥に弱いのでこういう使い方はできません。
"ぶら下げる"
天使からつくり始めたサンキャッチャーは、今はナマケモノがぶらぶらしていたり、
ジンベエザメやクラゲがユラユラしている様子をつくっています。
糸は績めるけれど織れないし編めないので、糸を糸として使う 今のやり方にたどり着きました。
糸がもったいない、という方もいますが、
使わない方がもったいないと思ってます。
形にすることでしか発信できないと感じ、今もつくり続けています。