水は命の源
人間に血液が循環しているように、地球には水が循環している
血液に毒が入れば人間は死んでしまうように、水に毒を混ぜれば地球は死んでしまう
あらゆる地球上の生命が水によって育まれている
水槽の中に一滴毒をたらしたら、水槽の中の金魚たちは死んでしまうだろう
地球という閉鎖した環境の中で循環している水に毒を混ぜることはそういうこと
すべての生態系は水によって成り立っている
危険な化学物質を水に入れて放出すると、プランクトンや小魚の中に入り込み、小魚を食べる大きな魚へと蓄積され、その魚を食べる人間に蓄積される
水の中に溶け込んだ化学物質は木々の中に入り、山の中に吸われ地下水に入っていく
水は地球の隅々まで循環しているから、そのすべてに毒素が運び込まれていく
つまり、水の中に毒素を入れるということは人間だけでなく地球上の生命を根絶やしにするということ
私たちは一度立ち止まって考えなければいけない
自分たちのエゴにより海や川に化学物質を放出し、子どもたちが苦しみながら死に絶えていく未来を選ぶのか、美しい水を湛えた豊な星で暮らすことができる未来を選ぶのか
今を生きる私たちは、それを問われている