最初に買ったパソコンの話
ちょっと前から書きたかったシンセに関すること。
初めて買ったパソコンの話を今回はしようと思う。
最初にパソコンを買ったのは、確か高校生になってすぐの頃だったように思う。そもそもパソコンを買ったのも、プログラムがしたいとかそういうわけでもなかった。
パソコンを買った目的は、シンセサイザーが欲しかったから。
YMOが好きで、YMOがやりたくて、シンセが欲しい。。。
でも、高校生の自分にはとても買えるものではない。
1983年にYAMAHAからFM音源方式のDX7が出てきた頃。ちなみに価格は、
どんっ、248,000円!。高校生に買えるわけありませんでした。。
そこで買ったのが、YAMAHAの
・MSXパソコン:YIS503
・FM SOUND SYNTHESIZER UNIT 「SFG-01」
・FM MUSIC COMPOSER 「YRM-15」
・MUSIC KEYBOARD 「YK-10」
というMSXパソコンとFMシンセユニット&専用キーボードというわけ。
作戦的には、MSXパソコンをまず親にねだって、プログラミングの勉強ができるとかなんとか言って購入してもらう。
次に、お年玉で、FMシンセユニット&FM MUSICコンポーザを買う。
最後に、MUSICキーボードを買ったらシンセサイザーになる!というわけ。
うまいぐあいに親を欺いて、シンセサイザーの購入に成功しました(笑)。
DX7が出る前は、アナログシンセが全盛期で、
CSシリーズだったかな。
庶民が買えるのは、CS-5かCS-10あたりしかなかったです。
モノフォニック※シンセなのに、
CS-5で62,000円、CS-10だと82,000円。
た、高い。。。←中学生の時ぐらいかな。。。
※モノフォニックとは、1音しか同時に出力できない。和音は出ないってことね。ちなみに複数音でるのは、ポリフォニックという。
その頃は、カタログに最大同時発音数なんて記載があって、
「このシンセはこんなに同時に音出るんですよ〜」
とスペックを競いあっていたんだよね。
ちなみに総額7〜8万円ぐらいだったと思うけど、買ったセットは、最大同時発音数は、8音でした。(DX7は、16音でした。そう考えるとかなりコスパは良かったナ)
あとシーケンスソフトで、FM MUSIC COMPOSER 「YRM-15」というソフトの話は、また別の機会にしたいと思います。
これで、念願のライディーンを演奏したのでした。
ベースパートのみを手弾きで自動演奏に合わせてYMO気分を味わいました。
今考えると相当しょぼい音やったと思うけど。。。
懐かしい思い出です。
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