遠回りは無駄にはならない
1年かけてクラファンの実施と活動とを行なっていたプロジェクトが9月末で一区切りとなった。
そろそろ自分を成長させなくてはと思って、インプットしまくろう!とhtml+cssでサイトを作っていた。
私のhtmlの知識は2004年くらいから止まっていて、そこからWPに切り替えたのでコーディングなどはほとんどやらずに来ていた。
たまにcssでデザインを変える程度。
今はhtml5とcss3になっていて、ベタ打ちであっても大分楽になってきてるんだな〜。
コーポレートサイトとポートフォリオの間みたいなデザインのHPが欲しくて、試行錯誤しながらなんとか仕上がってサイトに実装してみた。
ローカルサーバーで一度動作を確認して、そこから、実際のサーバーにアップ。
WPのテーマとして導入して、今まで書いた記事を移動して・・・ということをやっていたらもう半月経っていた。
子供たちは雨とコロナで外出もままならず、家でゴロゴロしている。
不登校の長男はディスコードで夫と次男とコミュニケーションを取り始め(次男のアカウントはかつて私のだったもの)外出も割と前向きになってきた。
次男は晴れの日は自転車ででかけ、雨の日はオンラインで友達と遊んでいる。
三男は公文を始め、相変わらず折り紙を折り続けている。
長女は4歳の誕生日を迎えてますますエネルギッシュ。
夫はロードバイクを始め、次男を連れて走りに行ったり(仲間ができて楽しそう)ルンファク4にハマってみたり夏を謳歌している。
で、私は専門学校時代には絶対やらないと思っていたコーディングなんぞに手を出して、頭を抱えながらいたわけだが・・・
その経験が使えそうな案件が飛んできた。
好きで始めたこと、興味を持ってやってみたこと、あるいは学校のように受動的に学んだことであっても人生において全く「無駄」ということってないんだね。
先日も、オンラインセッション用のツール(オンライン上でカードを選んでひっくり返すというもの)を開発するのに、Unityでこれまたプログラム組んで試行錯誤して完成したのだが、その経験がなんとプロジェクトの動画作成に早速役立った。
テロップを動かしたりモーションつけたりは裏でプログラムが動いていて、それがUnityの動作と同じだったのだ。
「これは・・・こないだやったやつ!!」
そう、それと同じことがつい最近、htmlでサイト作ったときにも起こったのである。
この過去の経験と未来がリンクする瞬間がとても好きだ。
テスト直前に見ていたところがテストでばっちり出てきた時にも似ている。
「過去の私、グッジョブ!」の瞬間。
私はわりとマイペースに生きてきたが、誰かに認められなくても進み続けられるのは自分に自信があるからなのかもしれない。
つまり、「過去の私グッジョブ!」を作るのが得意なのだ。
今、できなかったとしても、ここまでできたという経験は無駄にはならない。
失敗しないように進むのではなく、今できるところまで進む。
そこで足止めくったら、今のレベルが足りないだけだ。
修行して出直そう。
そのうち、仲間ができて色んな経験を積んで、再度挑戦したときには前より必ず進んでいる。
だから、遠回りしても無駄にはならない。
遠回りした分だけ、成長しているんだから。