肌のくすみを徹底解剖!意外な原因はこれだった
夏が終わり、そろそろ秋から冬に変わる丁度10月から11月。
ファッションも秋色に変化しだすと、気になってくるのがスキンケア。
なんだかメイクのりが悪い、化粧しても顔色が悪く見える、服と合わせるとくすんで見える・・・お肌のケアについてなんて悩みだす時期ですね。
エステに行きだすのも10月が年間を通して一番多いというデータがありますので、顔の悩みが一番出やすいのがこの時期といえるでしょう。
どうして肌がくすむの?
まず、肌の構造についてですが顔の表面は大まかに表皮と真皮、皮下組織の3つに分かれます。
肌のくすみの原因となるのは、主にこの表皮と真皮の変化にあります。
表皮とは
表皮とは肌の表面のこと。
薄さは約0.2ミリで、一番外側にあるのが角層です。
角層の役割
角層は0.02ミリという薄い膜のようなもので、乾燥や刺激から肌内部を守る働きをしています。
さらに、水分を保ち保護します。
家で言う瓦のようなところですね。
この大きさ、ターンオーバーのスピードが乱れていると乾燥や小じわ、敏感肌の原因になるのです。
特に季節でいうと冬の時期は陰が極まる時なので、冷えによりこの代謝はダウンしていきます。
基底細胞の役割
基底細胞は細胞分裂することで表皮に送られる角層の元、肌の赤ちゃんを作り出してくれます。
ここで生まれて角層で剥がれていく流れをターンオーバーといい、大体4週間かけて古い角質が剥がれ落ちていきます。
あわせて、基底細胞にあるメラノサイトというところでは紫外線などの刺激を受けるとメラニンを分泌生成し、肌を守ろうとします。
このメラニンがシミの原因になるのですが、本来はお肌を守るためのシステムなのです。
真皮とは
真皮は基底細胞の下、毛細血管や肌の弾力を保つため繊維(コラーゲンやエラスチン)が張り巡らされ、その間に繊維の間にはヒアルロン酸などの基質と呼ばれるうるおいの源が抱え込まれています。
真皮のタンパク質約90%はこのコラーゲン繊維です。
これにより、ハリや保湿を保ちながら肌を守っています。
毛細血管も通っているので、冷えであったり代謝が落ちていたりすると血行不良の原因になります。
また、表皮で保護しきれなかったダメージが真皮に届き、繊維の束の弾力がなくなったり崩壊することで肌の老化を引き起こす原因となります。
それだけでなく、代謝が落ちるということは老廃物が排出されにくくなっているということなので、顔などもむくみやすくなってきます。
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茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化 4人の子育てをしながら泥臭く歩いてきたから分かることを発信/ 肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」と「本拠地ギルド」の生みの親