土用の丑の日はいつ?うなぎを食べるのはどうして?
土用といえば、一般的に有名なのは土用の丑の日です。
毎年6月後半ともなると、スーパーやコンビニでは一斉に鰻のポップが貼り出され、うなぎの蒲焼などが並ぶようになりました。
ということで、土用の丑の日は鰻のイメージが強いと思いますが、どうしてこの日に食べるのか、その由来はご存知でしょうか?
土用の丑の日とは
そもそも土用の丑の日って何でしょうか。
今日本で使われている暦は、中国から伝わってきた陰暦が元になっています。
一年を太陽の黄道上の位置、360度を24等分した位置に、それぞれの季節の推移を知ることができるように節気や節句というものを設けました。
これが今の行事の元になっています。
土用は二十四節句と関係がある
分かりやすいところで言うと、立春や春分、夏至などがこれにあたります。
旧暦が元になっているので今の気候と若干ずれはありますが、大体の目安になっています。
最近はこの暦が意識されることも多く、昔の風習をもう一度生活に取り入れる動きが多くなってきたように思います。
月の満ち欠けとも連動しているので、体のバランスが崩れやすい今の時代には必要なのかもしれません。
雑節
この二十四節気の他に、補佐的な意味で雑節が設けられています。
これは主に、農事と深い関係をもっていて、節分や彼岸、土用もこれにあたります。
今は補佐というより、こちらのほうが季節ごとのイベントとしてメインになっているように思います。
土用の役割
土用はいつなのか?というと立春、立夏、立秋、立冬前の18日間(日の入りにより19日のときも)が土用期間となります。
四季に応じて、実は年に四回あったんですね。
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茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化 4人の子育てをしながら泥臭く歩いてきたから分かることを発信/ 肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」と「本拠地ギルド」の生みの親