バムとケロちゃんの優しい空間が大好きだ
バム、ケロちゃん、おじぎちゃん、ヤメピ、ガラゴなど・・・
この仲間たちの、とても優しい空気感が大好き。
図書館で【バムとケロのさむいあさ 島田ゆか】に出会った。
かいちゃんを、助けて、世話をして、それでも、かいちゃんは表情を変えない。そして、バムとケロの二人の愛情はあふれかえってる。
絵本なので、私はこの絵も好きだ。バムとケロ、その他のキャラクターのなんとも言えない表情。パッと出会うと寄り付かないけど、付き合えば付き合うほど味が出てくるキャラクターたち。
そして、絵本の1ページごとに、ホントに細かく、優しくいろんなものが詰まっている。
これを子供と見つけるのも楽しい。
あっ、これ、こっちの本にいたやつだ!
なんて、本をまたいでの物語もある。
バムとケロシリーズが読みたくて、図書館に行った日、全てかなった。しかし、司書の方から紹介してもらい、ガラゴに出会う。
【かばんうりのガラゴ 島田ゆか】
まんまる目が赤い、ガラゴに少し引いたけど、読んでいくと、希望しているものをカバンで解決してくれるガラゴがかわいい。
また、ガラゴの商売道具のかばんは、ご飯を食べたり、寝床にしたりと、様変わりするのも面白い。あんなカバンがほしいと思ってしまう。
このシリーズの本はどれを読んでも、この物語のメンバーになりたいと思う。それは、
だれも、何をしても絶対否定しないから
バムはケロちゃんの破天荒な行動に困ったりはするけれど、しかったり、ダメとは言わない。
頑張って作った場所に、お友達が来て汚しちゃうけど、そんなことに対して怒らない。それならと、みんなで楽しむ方法を思いつき、準備する。
家でゆっくりしようとしたけど、どんどん友達がやってくる、それでも嫌とは言わず、受け入れて、最後は楽しい時間を過ごしている。
そんな、優しい時間が1ページごとに感じられる絵本に出会えてうれしい。
長男は、ママがこの本を好きだと感じているのか、毎晩このシリーズの本を持ってきて、「読んで」と伝えてくる。
子供と一緒に、この絵本の世界に入れる時間が幸せだ。