10冊読んでわかったマネジメントの本質
「マネージャーのあるべき姿とは?」
こんな疑問が、ふとぼくの中で降りてきました。
きっかけは、現在20人近くの組織のマネジメントサイドの役割を任せていただいている中で、
最近さらにマネジメントよりのロールを期待されるようになったことです。
正直大したマネジメント経験はなく、どうしたらいいものか全くわからなかったので、
Kindle Unlimitedで「モチベーションマネジメント」と検索して、良さげなものを10冊選定し、徹底的に考察してみました。
なので今日は、その読書体験から学んだことと、今後の自分のマネージャーとしての行動指針をチェックリストのような形で書いてみようと思います。
マネージャーの仕事の本質は「beingを整えること」
モチベーションマネジメントに関する本を読み漁ってみると、
「マネージャーの仕事は、人としてのbeingを整え、その影響を組織へと波及させていくことにある」
という本質が見えてきました。
マネージャーの仕事は、
「心理的安全性が担保されており、仮にマネージャーがいなくてもメンバーが主体的にイキイキ楽しく働ける環境を整えること」
にあり、そのためにはまずはマネージャー自身が自らのbeingを整え、その影響をメンバーと接していく中で波及させていくことが重要なのではないでしょうか?
※事業を回す以上、こういった環境づくりはKPI達成に近づくことが目的にあることを忘れてはいけませんが。
求められるマネージャー像とは?
上記を達成していく上で求められるマネージャー像として、
・メンバーに安心感を与えられる存在である
・メンバーにモチベーションや活力を与えられる存在である
・メンバーの存在にコミットする存在である
という3つの要素が必要なのではないか、というのが現時点での結論になります。
アクションベースでは何が必要か?
では、実際にどのような行動をしていけばいいのでしょうか?
ここでは、必要となってくるbeingの持ち方と、実際のdoingに分けて書いていきます。
<being面について>
・メンバーのことを愛する、関心を持つ
・メンバーの可能性を信じ抜く
・つねに上機嫌で、明るくイキイキ振る舞う
・つねに「暇だ」と漏らし、心に余裕を持つ
・緊急時であっても焦らず、平常心を保つ
・チーム意識を強く持つ
・次世代のリーダーを育てる意識を持つ
<doing面について>
・常日頃からメンバーにねぎらいの言葉をかける
・メンバーをウラで褒めまくる
・気軽に相談できるような場を積極的に設ける
・話は最後までしっかり傾聴する
・将来的にはこうなってほしい、といった期待を伝える
・チャレンジングな仕事を積極的に任せる
・「なぜあなたにやってほしいのか?」「なぜこの仕事をやるのか?」を伝える
・メンバーに積極的に意見を求める
・メンバー1人1人に役割を与える
・自分が持っている情報を可能な限り共有する
といったところでしょうか。
ぼく自身、当面はこれをチェックリストとして持ち歩き、日々の仕事に向き合っていきたいと思います。
まとめ
今回の記事は、完全にぼくの読書での学びと、今後のネクストアクションを並べただけのものになってしまいましたが、
10冊の本から抽出した本質的な学びだけを書き下ろしたので、これがみなさまの学びになったら幸いです。
現状マネジメントをする立場にいる方はもちろん、これから先マネジメントを経験されていく方もこの記事を役立ててください!