祖父の愛人から殺されそうになった話
まだ私が4歳くらいの話でしょうか。祖父、おとなしくいつもおどおどしている人でした。ある日、祖父が、私にどこか遊びに行こう。と、誘ってきて、大喜びで、自転車で出かけてました。
到着した真新しい一軒家に着くと、知らないおばさんが大歓迎してくれました。子ども心なごらに、違和感を覚えたのは、いつもおどおどしている祖父が、態度が偉そうになり、女の人がはいはい言いなりだったからです。何だろう、、。けど、いつも食べられないような、豪華な食事に大喜びではしゃいでいました。そしたら、その女の人が、祖父に、「お醤油を切らしたから買ってきて」と、言って、私も一緒に行く!と言ったのですが、おばさんと一緒に遊ぼう!と言われたので、うん!と言って、祖父を見送りまして。
祖父が買い物に出かけて、その女の人の顔を見て、表情がなくなったので、違和感があったのですが、「何して遊ぶ?」と話しかけたらたら、無視されたんですね。生まれて初めて無視をされたので、よく分からなくて、聞こえないのかな?と思って、少し大きな声で、「何して遊ぶ?!」と、言ったら、「うるさい!何て悪い子なんだ!こんな子ども見たことない!!!」と言われて、胸ぐらを掴まれて、首を絞められた。そして、台所に引き摺り込まれて、包丁をもち出されて、「お前みたいな悪い子どもは死ね!」というようなことを言われた。半分記憶にないけど。
その時、祖父が帰ってきた。その時、女に、「このこと話したら殺す。」、と言われた。私は号泣で震えていました。「醤油は売ってなかった。。」そう祖父は言ってました。買いに行ってなかったのかな。すぐに戻ってきたようだったから。
なんで、泣いてるの?という話になった時、「転んだのよね。」そう言われて、頷いたけど、帰りたい。帰りたい。と、泣き叫んで帰りました。
生まれて初めての無視、殺害未遂。だんだん心が不安定になってきました。