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オープン雇用事務員プチ日記⑯『書けば書くほど』言葉が生まれる魔法。
人間というのは意志が弱いもので、誘惑にめっぽう弱い。
例えば小説家や漫画家になるような人たちは、おそらく誘惑と日々闘いながら書いてるのでしょう。
私はプロではないし、昔から誘惑には特に負けやすい。自分の手からプロのような緻密でワクワクするような物語が生まれるような想像は、全くできません。
誰もがはじめて創るものは拙いと言いますが、イラストや漫画は描けば描くほど画力が上がる人が多く、実際描き続けている人はどんどん上達しているように見えます。
ただ文章の類は、どんなに書いても書けば書くほど上手くなるという実感を持ちづらいでしょう。
どちらかというと書けば書くほど『慣れる』感覚に近いと思います。上手くなるどころか下手になったように感じることもありますし、感覚は人それぞれです。
私はブログを大学生の頃からやっているので、頭の中のことをそのまま書くのには慣れています。
とはいえ物語は、あくまで自分以外の主人公やキャラを動かすための舞台設定やプロットが必要。そういうのが面倒に感じてしまうので、自分は向いてないのだろうと思います。
私が今noteに書けるものは、あくまで私が体験したことだけです。
体験してもいないことを、あたかも本当のことのように書いたら『捏造』になってしまう。
事実でなくとも自分も読者もワクワクしたり感動したりできるようなものが、『物語』と呼べるでしょう。
ブログを書いているとき、私は書くことにより思いもよらない言葉を思いつくことが多いです。
元からどう締めくくるかはハッキリと決めておらず、書きながら考えます。今回の記事もそう。
書きながら考えていると、記憶の奥から自分でも知らなかったような言葉が精製されて、文章として表に出てきます。
それは書かなければ思いつかなかった言葉で、もし自分がこのテーマで書こうとしなかったら一生書けなかったかもしれない。
そう思うと、私は日々書いて良かったと思えるし、もっとたくさんの人に書く喜びを知ってほしいと思います。
毎日更新をやめたのは、単純に他にやらないといけないことがあり余裕がなかったからです。
とあるアニメにハマってしまったことも原因ですが、その影響で自分も書きたいと改めて思うようになりました。
ちなみにこれは経験上の話ですが、初めから完璧を目指すと大抵続かないので、はじめは『こんなものでいいや』と言う気持ちが大事だと思います。
何事もはじめるのは勇気がいるし億劫なもの。
ましてや、プロを目指すのは茨の道。ただ人生をもっと楽しくするために、何かを生み出す楽しさを知るのもまた一興、という位なものです。
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とあるアニメで、こんなセリフがありました。
「俺だって、自分のキャラなんてわかんねーよ。けど、いろんなことに興味があるし、バスケもサッカーもやりたい。いろんなことに挑戦して、いろんな自分に出会いたいんだ」
うろ覚えなので微妙に違いますが。
同級生たちに「○○らしくない」と言われ、何をしてもうまくいかず、私らしさってなんだろう?と悩む主人公に対して友達(先輩)が言ったセリフです。
臆せずいろんなことにトライできる人は、いろんな自分に出会える可能性を秘めているのかもしれません。
🌼前回の記事はこちら
※今回から隔日更新になります。
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