マカオに旅行に行く前に知っておきたいこと
こんにちは!もうすぐ大学を卒業する、そららです。
私は2023年前半に半年間台湾で、2024年3月に1か月間北京に留学しました。その後、日中学生会議の活動で上海に行ったり、日本の友達を連れて台湾にまた旅行に行くなど、中華圏と日本を行き来する日々を過ごしています。
そんな私ですが、広すぎる中国大陸と、友達がいる台湾にあまりにハマりすぎて、全然行っていない場所がありました。
それが、香港とマカオです。
そして今月ついに初めて一人旅をしてきましたが、特にマカオについてはあまり知られていないものの、これは旅行に行く前に皆さんにぜひ知ってほしいと思うことがたくさんありましたので、紹介したいと思います。
大事なことがたくさんあるので、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです。
check point①
マカオパタカは香港では使えない!
香港とマカオは中国政府と現地政府が統治する「一国二制度」という制度を導入しているので、中国大陸で通貨として使われている「人民元」とは別の通貨を使用しています。
香港の通貨は「香港ドル(HKD)」、マカオの通貨は「パタカ(MOP)」と言います。
レートはどちらも大体1ドル(パタカ)=20円程度で、人民元のレートとほぼ同じです。
マカオでは香港ドルも人民元もパタカも使うことができます。
そのため、香港をまわってからマカオに行く場合は、香港ドルからパタカに両替する必要はありません。
実際に買い物をするときに香港ドルの現金を渡したら、断られることは一切なかったですが、毎回お釣りはパタカで返ってきました。
そしてここが注意点!
マカオのパタカはマカオでしか使えません!
そして、日本ではパタカから日本円に両替できません!
また、マカオ空港で両替しようとしたら、1万円札にしか両替できないようだったので、パタカの残金が1万円以下の場合は現地で使いきるとよいでしょう。
ちなみに、香港ドルは日本でも両替できます。
そのため、最初に日本円から香港ドルまたはパタカに両替するとき、両替する額を大きくしすぎないことも大事です。
観光費用をすべて現金で支払う場合、マカオを1日まわるだけなら1万円で十分です。
このことから、香港もマカオもまわる場合、先に香港からまわった方が便利です。両替できる場所も、香港の方が圧倒的に多かったです。
check point②
Googleマップにはライトレールの情報が載っていない!
香港ではバス、路面電車、地下鉄などすべての公共交通機関や徒歩の道が表示されましたが、マカオではバスの情報と、車と徒歩の道しか表示されません。
しかし、マカオにはライトレールという高架橋上を走るライトレールがあります。特に氹仔線はカジノ街(威尼斯人,倫敦人,巴黎人)や媽閣廟(Barra)という有名なお寺に行くのにとても便利です。
ではどうするか。
百度地図か高徳地図をダウンロードしましょう!
この2つの地図アプリは中国大陸をまわるときに使うものですが、これらのアプリにはしっかりとライトレールの情報も載っています。
(中国大陸の公共交通機関の情報は、Googleマップにはまったく載っていないので、中国大陸に行くときは必須です。)
使い方はGoogleマップとほぼ同じで、行き先を入力すれば行き方を瞬時に表示してくれます。
海外旅行をしていると、地図をにらめっこしながら歩き、気が付いたらケータイの電池がなくなりそうということも多いかと思いますが、Googleマップよりも中国の地図アプリの方が、電池の減りが遅いように感じます。
check point③
澳門通には有効期限がある!
マカオでは、バスやライトレールを乗る際に日本でいうSuicaのような交通系ICカード「澳門通」があると便利です。
フェリーの港やコンビニなどで購入することができます。
ICカード自体の費用は30パタカですが、必ず最初に100パタカ分をチャージする必要があるので、購入時に130パタカ支払います。
しかし、マカオはとても狭く、有名な観光スポットもかたまっているので、歩いてまわることができるほか、バスの初乗りが3パタカ、ライトレールも一つの線の端から端まで行っても片道6パタカなので、1日で100パタカも使うことはありません。
しかも、現地の知り合いに聞いたところ、ICカードを3年間全く使用しなかったら、失効するらしいので、注意が必要です。
そのため、現金で何とかしのぐか、3年以内にもう一度マカオをまわらなければ、最大2000円くらい損をするので、ICカードを買うときはこの点を留意してください。
check point④
電圧変換プラグは必須!
中国大陸や台湾では、コンセントの形が日本と同じなので心配はいらないですが、香港とマカオのコンセントの穴は3つあって、日本製の電化製品はそのままでは挿せません!!
そのため、電圧変換プラグを持っていきましょう!
香港やマカオの他、シンガポールやマレーシア、イギリスやアイスランドへ行くときも必要らしいです。
電圧変換プラグは、通販でも買えます。
使用するときは、まず電圧変換プラグを現地のコンセントに挿し、その上から充電器などのプラグを挿します。
以上が、マカオに行くときに知ってほしいことになります。
マカオは、ヨーロッパ風の建物が多く、アジアっぽくないところがとても面白い街なので、この4点を踏まえてぜひ行ってみてほしいです!