英国&ちょこっとパリ 新婚合宿日記 Vol.4
さて、私たちは地下鉄に乗って、ついに憧れの地へ。
どーーん!!
そうです。
こちらは、「ベイカーストリート」駅です。
ベーカー街には、コナン・ドイルの有名な探偵小説「シャーロック・ホームズ」の博物館があるのです。
自称「シャーロキアン」(ホームズのファンの呼称)の私は、まさに日本からここを一直線に目指してきた、と言っても過言ではない…!
NHKでも放送されていたイギリスのTVドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」のDVDボックスを持っている私…(オタク)。
最寄のベーカーストリート駅のホームには、こんなタイル画が。
よく見ると、壁画は小さなホームズで構成されているのです…!
同じ駅を通る、違うラインのホームには、小説の名場面の絵もありました。
パシャパシャと写真をとりまくり、興奮も多少落ち着いてきたところで、博物館を目指します。
地下鉄の駅からすぐの博物館。
…のはずでしたが。
あれ…どこ?
迷ったのでおまわりさんに、ガイドブック(日本語)を見せながら聞いたのですが、分かりませんでした。
通りすがりの親切な方が数人集まり、一緒に考えてくれましたが、分からず…。
(ロンドン、困っていると「どうしたの?」と、よく向こうから来てくれたりしました!)
みなさん、首を振って解散です。
地元の人は、あまり知らないみたい…。
それから私たちは、ベーカー街を行ったり来たり。
(別に事件の謎を解いていたわけではないのですが…)
…そして、ついに!
みなさーん、ありがとう!!
結局、自力でたどり着いたよ!!
博物館の入り口です。
ここは文化財にも指定されていて、1800年代からしばらく、本当に下宿として使われていた建物だそうです。
ベーカー街 221B
といえば、ホームズ好きの方は当然知っている番地です。
(ちなみに博物館の住所は、本当は221Bではありません)
狭くて、薄暗い階段を上がります。
わーい、小説のままだ!
小説の部屋を再現した部屋には、ワトスン博士がいました。
私たちが日本人だとわかると、
「こんにちは!わたしが、ドクターワトスンです!」
と、日本語であいさつしてくれました。
(すばらしいサービス精神!!!………えーと、でも…ちょっと気分が…。)
おみやげ屋さんもじっくり見て、大満足で博物館を出たころには、もう日も暮れかけていました。
それから私たちは、
「イギリスといえば、やっぱアフタヌーンティーだよね」
と、ガイドブックに載っていた、1909年創業の老舗「リシュー」に歩いて向かうことに。
…けれども意外と遠い。
「ちょっとだけ、バス乗ってみる?」
「いいねぇ!」
そこでロンドン二階建てバスに、ちょいのりすることにしました。
乗り方もよくわからず、行き先もよくわからず…だったので、びびってしまい、たった一区間で降車。
小心者…。
でもしっかり、二階に乗り込みました。
旅慣れたひとには、
「え?なにやってんの?」
とか言われそうですが…
いいんです。
今回は新婚合宿ですから。
これはある意味、トレーニングです。(何の?)
そしてレストラン「Richoyx(リシュー)」に到着。
いよいよ「アフタヌーンティー」です。
創業100年以上ですが、内装もあまり変えていないそうで、とても雰囲気がよく、きれいでした。
決して高級なアフタヌーンティーではありませんが、軽装でも入れて、フルーツケーキやスコーンが美味しかったです。
おなかいっぱいになった、私たち。
帰りは名物のロンドンタクシーを拾うつもりだったのですが(バスと同様、一度は乗ってみたかったので)たくさん走っているのにどれもお客さんが…。
とりあえず歩きながら、タクシーを探すことに。
クリスマス前のロンドンは、ウインドウショッピングも楽しい!
なんだかんだ歩いていたら、いつの間にか駅に着いちゃいました!
なので、結局地下鉄で帰ることに。
着いたのは「ボンドストリート駅」でしたが、夜でもかなりの賑わいで、雰囲気としてはまるきり「原宿」でした (2007年当時の感想)。
さて、次の日はオプショナルツアーの「コッツウォルズ・オックスフォード観光」です。
続きは次回にしますね。
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