一つ一つ丁寧に。圧倒的に美しく。
お客様から オーダーいただきました、敷物がやっと半分出来ました! 完成サイズは 180㎝✖️200㎝㎝ 「空の木」が初めて挑戦する大きな敷物です。
一つの織り布の幅は約10㎝。色あいを考えて次々と手縫いで繋いで行きます。
畳み織りと言う織技法の織り布なのですが、 美しさにこだわると、この10㎝幅がベストなので、簡単に幅広くは出来ないのです。
しかも、この織り、ほんまに難しい!
織る事もそうですが、縫い繋ぐ事も、とても気の長い作業です。 それでも、利用者さんもスタッフも色と色の ハーモニー、 そして、この織り地の美しさを楽しみなが作業を進めています。
主に、自称「家庭科 2 の女」🤣と言うスタッフが縫製を担当してくれていますが、自身の未熟さを自覚している彼女は手を抜く事を知りません😁 ひたすら、丁寧に丁寧に縫っております。
そもそも、学校の成績なんて、えー加減なもんです。 「家庭科 3 の女」くらいの所長も糸を紡ぎ、機織りをし、自ら縫製した服を提げて、あちこちで個展をして生きてましたから。余談でした。😁
さて、一本繋がる毎にみんなで「綺麗〜😍」と自画自賛!
だからこそお金をいただける物が出来るのだと思っています。
お客様のリクエストは明るく爽やかで見てて楽しい敷物って事でした。 場面緘黙の利用者Nさんは、自ら色と柄を考えて織られます。
途中、「爽やかってこんな色ですか?」と筆談で聞いて来られます。
そんな時は、糸置き場から様々な色を集めて一緒に考えます。
また、全盲の織り手KさんとRさんには、スタッフが糸の色を組み合わせてお渡ししています。
「美しいく出来てますよ」ってお伝えすると 「うわ〜見えたらええのになぁ」とおっしゃる。
「あ〜見せて差し上げたいな〜」と思うので、出来るだけ、スタッフや見えてる利用者さんは、言葉を尽くして説明を試みますが、何より私達自身の感動が波動となって伝わってると思ってます。
これからも、様々なサイズのオーダーにも応えて行こうと思っておりますので、ご興味おありでしたら「空の木」までお気軽にお問い合わせくださいませ。
あと半分、楽しく、美しい作業継続中です。
良かったら覗きにいらして下さいね😊