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前のめりに、万事塞翁が馬

和歌山のゲストハウスで住み込みしてみる、
のDay12?(もう何日かわからんくなってる)

こっちでの生活は
業務であるお掃除以外は
特にマストでやることが無いので

毎日その日にやりたいことを決めて
時間を過ごしているのだけど
(本読んだりnote書いたりお出かけしたり、など)

流れに身を任せ、
時に勇気を出し、
自分なりに前のめりに
楽しく生きていれば

自然とすべてが進んでいくんだなぁ
って思った出来事があったので
記録しておこうと思う


この日は前々から行きたかった
絶景が見えるイタリアンに行こうと
お昼過ぎに思い立った

(こっち来てから
ちゃんと晴れてることが少なかったので
貴重な晴れの日)

そのイタリアンは割と遠いところにあるけど
私は車を持っていないから
歩いて15分くらいのところの
レンタサイクルを借りることにした

意気揚々と出かけようとしたとき
「のんちゃん洗濯物大丈夫?」
と声をかけられ、

洗ったのに干すの忘れてた!
さくっと出発ができない!
となったのだけど

そんなこんなで洗濯干してたら
チェックインをしてた
海外のゲストさんとエンカウント

これからお昼ご飯食べるっていうから
そのまま一緒に車で移動
車中で英語で軽く雑談出来て
それがまず最初にうれしいポイントで。

私はサイクリング行く予定だったから
分かれたのだけど、

肝心のサイクリングレンタルが閉まってる!
近くのカフェにしようと思って
寄ったけど、そのカフェもやってない!
(日曜なのに両方なんで!)

とまぁいろいろあり足止めくらって
どうしようかな~って歩いてたら

近場唯一のコンビニあったので
「天気良いし
まだ3時だけど海辺でビール飲もう!」
と思い立った


最高か


これだけでも
だいぶ本当に気持ちよかったけど、

ちょっとしたら海辺に
海外のゲストさんが来てくれて
一緒に飲むことに

コンビニで買い物してたときにも
たまたま会ってて、

「サイクリングやってなかった~
これから海でビール飲む~」
と私が言ったから、
一緒に飲もうって思って
わざわざ来てくれたんだって

オーストラリアに行く予定の私にとって
海外の方と英語で話すってのは
とても嬉しい機会だし、

こんなロケーションで
リラックスして
コミュニケーションを楽しめるって
私が本当に求めていたことで。

英語をしゃべるために話すんじゃなくて、
心でコミュニケーションとるために
英語を話したいと思っていたから

この海辺での1時間くらいのおしゃべりが
とっても尊くて本当に楽しかった

かつ、
日本の神社仏閣と海外の違いとか
日本人のカルチャーとか、

今まで自分がやってきたような
英語の会話よりも
もっと深い部分について話せて
それもとても嬉しかった

前よりは聞き取れるようになったから、
自分の意見を持って
(全然完璧じゃないけど)
話すことができたんだなって
成長を感じた

だし、
わざわざ海に来てくれたのって
コンビニで勇気を出して声かける
ってことをしたからで。

今までの自分だったら
Hiって言って終わってたかもしれないけど

あそこでもうちょっと話そうって
チャレンジをしてみたから
うまれた時間だったと思う


そんなこんなの時間を振り返って、
万事塞翁が馬ってことわざを思い出した

辞書的に「万事塞翁が馬」は
「将来のことは予測できないという意味で、
幸せなことが不幸に、不幸なことが幸せに
いつ転じるか分からないので
物事に一喜一憂しない,右往左往しない
というたとえ」
とのこと

一喜一憂しない、も良いけど
私的には
「前のめりに」万事塞翁が馬でいきたいな
って感覚がある

どんな流れになっても、
「これもなんかにつながるはずだし
今をどう楽しめるか考えよう!」
って自分で意味を見出して
自分で一喜一喜していくこと、

すーっとうまくいかないこともあるけど、
それはそうと受け入れつつ
目の前の機会に勇気を出して
前のめりに生きていくこと、

そうしたら
うまくいかないことの先にも
必要な豊かな機会が
やってくるんじゃないかな~

きっとそのサイクルが
また笑顔を呼んでいくことに
なるんじゃないかな~

って
ちょっと思ったり、
信じられるようになってきている
今日このごろ


ちなみに、「万事塞翁が馬」は
由来のエピソードが印象的で覚えた
ことわざだから由来残しておく

「中国の国境の塞(とりで)の近くに、翁(老人)が住んでいました。

あるとき老人が飼っていた馬が隣の国に逃げてしまい、近所の人々は同情しましたが、老人は『このことが幸運を呼ぶかもしれない』と言いました。

そしてその通りに、数ヶ月後、逃げた馬が立派な馬を連れて帰ってきたのです。
近所の人々は祝福しましたが、老人は『このことが不幸を引き起こす原因になるかもしれない』と言いました。

その通りに老人の息子がその馬に乗り、足の骨を折る怪我をしたのです。
近所の人々は見舞いましたが、老人はまた『このことが幸運を呼ぶかもしれない』と言いました。

一年して隣の国が大軍で攻め入ってきました。
若者は戦争に駆り出され、10人のうち9人が戦死しましたが、老人の息子は足の怪我のおかげで戦争に駆り出されず命を落とさずにすみました。


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