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今、新しく
かたちのない睡眠をへてうちやられた編集画面にこの歌を書く
そこここに「自由」という名を書きしるすと行政に消され罰金とられる
地面の高さ
おぼれるほど袖ぬらしまた染めたくも固く鍵かかるこころひとでなし
Sadeのかかるラジオのこころ惹きその一瞬に一首歌の消ゆ
高さは低さ
だれかしらはしぶとがらすの生贄になるまでひとは甘くみている
あげ潮の夜はいつしか深まってあらくれる波をひきいる月輪
あの日の未来
火星にはいまもふるびた町のあるあかい地平線地球のしずむ
薬品は私のこころとなるさだめ反省およばぬ深みで自恃と
暗い、ベイビ、暗い
クエン酸どれほどつよい酸味であれレモンスカッシュはわかれの飲みもの
あざやかなハクセキレイは誘惑のきつね火炎えてハーフタイムへ