苦行深夜
尊属殺人急増中、
その手には切り裂くための匕首と所持していても危険じゃないよ
母はもう死ぬかも知れない私からのすべてをはねのけ私のせいで
汚い、
うさぎ山こぶな川すべて供物とした私たちへは救けを吝しむ
吉祥寺窓に夕日をひからせて空気のような町にバスのくる
エイリアンとエイリアン、
好きで好きでくるしいけれど告白ということかたく封じられるも
私だけぱろおるが無効もしかして国がちがうのかここはどこなのか
麦秋、
嵯峨野とはみやこの気管支また肺臓深くみやこの声をかかえる
つかれというものをおぼえるからだへと劣化をしつつまた熟しつつ
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