私と強迫性障害
自覚もなく強迫性神経症になったところで、現実のスピードがゆるまったりはしない。
勉強しようにも、勉強するためのコンディションを整えるのに時間がかかりすぎる。
自己暗示の時に環境作りに力を入れすぎた。
完璧主義は自己暗示を超えて、私の生活全てを支配しだした。
服の感触。
一挙一動。
物事の順番。
全て完璧じゃないと私は安寧を得られない。
生きていくだけで尋常でないストレスだ。
学校の人気の少ないトイレで自己暗示をしているところを、偶然来た友人に見られてしまった。
私の様子を見て異様だと思ったのかもしれない。
「大丈夫?」
と声をかけられた。
こういう事は複数回あった。
高校入学当初から、私は勉強についていけなくなった。
高校入学してから最初の三者面談で、私の成績が急落したことや、生活面や勉強面での私の不真面目な態度から、先生からは
「社会に出たら潰されるぞ」
と言われた。
自己暗示がかかっていないと、とにかく私は不安だった。
「リセット」には全身全霊を込める。
他のことをする余裕なんてないし、リセットを邪魔する要因には殺意が湧く。
高校での成績は急落に急落を重ね、クラス内でも最下位とかだったと思う。
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