
抜け感ある会話がしたい

絵を描いて、ヘアサロンに行って、絵を描いた日。
このヘアサロンに来るのも2ヶ月おきに1年間だから、6回目くらいになる…そう、これは栗の算数の時間なのでした。
いつものおにーさんのノリも、雰囲気だけ把握してきた。
この人は男道(おとこみち)を征く人。
おそらくそういう姿勢がある人だ。
趣味はまるっきり合わない…と思っていたけど、井上雄彦先生が好きなのは共通していた。
もしも『バガボンド』が実写映画化したら、主演(宮本武蔵)は誰に演じて欲しいか…とかで盛り上がった。
おにーさん「山田孝之の旦那がいい…」
栗「めっちゃ良いでしょ。行けるでしょう」
Amazonのインディーズ出版の話もする。
おにーさん「いつまで続けるの…?」
栗「かたちは変わっても、私は死ぬまで絵は描いてるでしょう、どうせ。生まれた時からだから、辞められない」
おにーさん「ロックじゃん…ロックンローラーだ…」
そう、私はまんざらでもなかったのであった…。
そう、栗はアホ。
最近の漫画が実写化するにあたって、キャスティングに不満があったり、脚本に不満があったりして、最後まで観る気にならなかったり、最初から観る気にならなかったりする。
わかります。
私はキャスティングにはあんまり文句は言わないんですが…原作で大好きだったシーンがカットされたりすると…。
映画を作る側って時間的にも予算的にも余裕が無くて、原作者が満足するような映像化はものすごく大変。
だから私は、【つまらない】って口に出したくない…。
内容はこういう会話だったけど、実際は私が言葉に詰まったり、お互いにフィーリングが違ったりで、スムーズな会話なんてのは稀だった思う。
おにーさんはおしゃべりで、私もおしゃべりだ。
私はヘアサロンに来てる普通の客だし、おにーさんは近所で信用できる腕とお値段の美容師さん。
お互い、お互いには自然体でいてほしいはず。
予定では今のスタイルで、来年の米津さんのライブに行く予定。
気分次第で、ライブ旅行直前にもう一回来るかも。
そういうことを話した。
おにーさんはいつものように、
「旅行、楽しんで〜」
と言っていた。
絵日記もよろしくね♪