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2周目

緊急事態宣言2回目。
前回ほど未知の状況ではない。緊迫感も薄い。これからどうなるのか、接種の影響やいかに等、2年目になっても相変わらずわからないことは多い。情報はあるが、玉石混淆。何が正しいのか決めつけられないことを思い知っているところが、2年目ならではかもしれない。
手洗いうがい、マスク、消毒、距離を取るなど、自分にできることに大きな変化はない。ゆるみかけたところを丁寧に、くらいだろうか。基本的な健康や免疫力保持のためには、縮こまり過ぎても良くないと考えるのが、2年目ならでは。昨年は短期決戦な特別対応だったのが、今は長期戦になり日常対応になっているのだ。

メモ的に最近の様子を記します。状況が刻々と変わるので内面が多少散らかっている。言葉にしておくと整理されて、安心して次に行ける気がする。

3月末、口唇ヘルペスになった。週末37~38度の発熱。金曜日の夜から始まり、朝には下がり夜上がることを繰り返し月曜日にはすっかり平熱に戻った。いつもの風邪と異なり、汗が出ないところが不思議だった。唇や額、鼻の横に吹き出物のような液胞を見つける。傷が治るときのような反応が見られず、異常を感じた。月曜日、皮膚科に行き口唇ヘルペスと診断を受ける。薬を処方され、数日かけてゆっくり治った。疲れがたまると今後も発症するとのこと。発熱を伴うことが多いとも。年度末、仕事を詰めた影響が出たと知る。がんばれているようで、無理をしたようだ。

4月、転勤して2年目ともなると仕事の内容がわかるようになり、新年度体制づくりで仕事詰め。気が張って、がんばりたい気持ちから早寝早起き自炊と、何故だか健康的な生活に。だらだら食べたりネットサーフィンで時間を消費することから遠のく。昨年から、radikoやYouTubeなど音声かけ流し生活だったのが、音を邪魔と感じることが増える。1年前はニュース情報を追いかけ回していたのに、最小限にしたいと思うように。今さら新しい情報や変化は少ないと思うところもある。

ゴールデンウィークになり、仕事や生活への効率から頭を離す時間をもつことができた。本をパラパラ見たり、風景をのんびり見たり、思うことを書いたり。デフォルトの枠を外して、別の視点または大きな視点で物事を捉えなおしたくなった。何が正しいのかわからなくても、自分はどのように捉えることができるか、そしてその目線でどう感じるのかを対話する時間。それは、刺激的で安心であたたかく、風通しのよい時間でした。ときどきもつべき時間だと思い出す。

4月下旬、仕事の関係で接種の話が来た。断ってもよいと言われた。この事は、なるべく避けるつもりでいた。ネットで悪い情報を目にしていたから。なのにいざ目の前に来たとき、避けるに足る根拠を自分がもっていないように感じた。「わからないからやめておく」くらいの理由。断わる道を選んだ場合の心の収まりが悪そうな気配。それで結局、受けることを選んだ。この判断が正しかったかどうかは、まだわからない。もしこの先接種による悪影響があった場合、立場を上回る個人的な判断を下す生き方を自分ができていなかったと反省すると思う。一時の判断は、日々の積み重ねの延長だから。日常生活において、自分を大切にする意識が足りなかった結果だと思うことになりそう。
近々、2回目の接種がある。後悔が少ない結果になってほしい。長期的な影響も考えられるので、結論は当分先ですが。

想定外だったのは、接種時の説明で知ったこと。発症を予防したり影響を弱めることがあっても、ウイルスを身体に取り込まないわけではないということ。つまり、自分がウイルスを運ぶ可能性に変化はないこと。何のための予防なのか、混乱してしまった。周りへの悪影響を減らすための判断のつもりだったので。私自身が患者になるよりはならない方が迷惑にならない。そこまでの話だった。
私個人の感じ方では、ワクチン接種を受けたことで自身の命や健康へのリスクを抱えたと思っている。最悪のことも頭をよぎる。ネットで情報が出回ると気になる。良い情報悪い情報どちらもある。

それで結局、今の私にできることは変わりない。
毎日を元気に過ごすことだ。突然日常が終わっても後悔しない?という問いかけが、以前より少しリアルになった。

正しい選択をする方法は、わからない。今を生きるための選択ならば、状況に関係なく価値があるだろう。
何を大切にしていきたいのかを自分に問うことをさぼると、こうしてわかりやすい事態が適度に降りかかるのが人生の仕組みだったりしてと考えてみたり。生きるのが当たり前、生活できるのが当たり前と感じると見えなくなることをときどき思い出すために。

コロナのことだけではない。今の年齢、今の仕事、今の生活に対して、自分がどう在りたいのかもう1歩踏み込む時期が来ている。臨機応変、即興好きとはいえ、自分の軸や世界観をぼちぼち問いなおしたい。

人に答えをもらうより、自分で見つける方が楽しい。たとえその答えは、仮説であっても。

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