骨董夜話
📚【骨董夜話】
1970〜1978 月刊「太陽」に連載
1975年に連載分をまとめた単行本が出版。
「螺鈿の皿」
長径が僅かに一二・五センチ、短径九・一センチ。
「琺瑯彩」
直径十四・五センチ
製作者の意図が初めから「美」を造り出すことにあたって、その全能を傾けて出来上がったものが工芸品であると。これに対し、民芸品は、日用雑貨を作るうちに、偶然に修練によって美的作品となったものである。(細川護貞)
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骨董愛好家として知られていた日本の著名人が、自身の骨董に寄せる想いや、それらを収集した際のエピソードなどを書き綴ったもの。本書は現在の骨董界においても名著として語られることが多い。執筆者は、白洲正子、青柳瑞穂、八代目坂東三津五郎、細川護貞、土門拳、平山郁夫、谷川徹三、加藤楸邨、入江泰吉、益田義信、奈良本辰也、藤枝静男、北沢彪、森本孝順、の15名。
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3寸皿は約9cmの小皿。
よく「豆皿」と言うのはこのサイズが多い。
4寸皿は約12cmの小皿。
小皿というとこのサイズが多い。
5寸皿は約15cmの中皿。
取り皿や銘々皿と呼ばれることも多いサイズ。