
相棒は5,000円の自転車。|ジモティー活用術
私がジモティーを始めるまで
「要らなくなったものを捨ててしまうのはもったいない。」「誰か、これを必要としている人に渡せたらいいのにな」
そんな思いで、ジモティーを始めました。
「○○譲ります」と投稿して、メッセージをくれた方に物を譲るんです。
もともと、環境に優しい暮らしに興味があって
「ギフトエコノミー」に参加したいと思っていました。
ギフトエコノミーとは、お金を介さずにモノや技術をやり取りし、ゆずりあう社会のことです。
「世界には、全ての人に行きわたる十分な量のモノがある」という考えで、ちょっとお隣さんに道具を借りたり、たくさんとれた作物をゆずったりします。
初めてギフトエコノミーについて知ったときに、
素敵だな~、と思ったんです。
現代は、なんでもお金を介してやりとりされます。
だけど、お金を介在させずに、思いやりの気持ちでやりとりするのって温かくて幸せだよな、と。
だから私は、まずはジモティーで、自分の要らなくなったものをあげるように。
これまで、文房具、参考書、香水など、いろいろ譲ってきました。
メルカリで売れば、結構お金になったと思います。
だけど、無料で手放すことにこだわっていました。
ただの自己満足です。
でも、自分にとっては不要なものが、他の人にとっては役立つことを実感して、満たされた気持ちでした。
(もしかしたら転売?されていたかもしれませんが笑)
私の相棒はジモティーで見つけた
ところで、私の相棒の自転車はジモティーで5,000円で購入したものです。
今の家にしっかりした駐輪場が無く、
新しい自転車を買ってもすぐ壊れそうだな~、と思い、ジモティーで探しました。
この自転車は、出品者の娘さんが通学するときに使っていて、卒業したため要らなくなったものらしく。
新品より値段が安いのはもちろんですが、
そんなストーリーがあるのも素敵。
購入してからもうすぐ一年たちますが、
まだまだ現役です。
初めは不安でしたが…
ジモティーを始めたときは、見知らぬ人と会うのが不安でした。
ですが、図書館とか誰でもわかりやすいところで、
パッと渡してすぐ解散するだけなので危ないことは何もありませんでした。
また、自転車を購入した以外は
無料で物を渡していただけなので、クレームの心配も無く。
お金が絡んできて、特に高価なものになってくると心配なところではありますね…
また、特に何か会話したわけではありませんが、
日常生活では出会わないような、出会っても気に留めないような、いろいろな人と接点が持てたのは楽しかったです。
この町には、いろんな人が生きているんだな~と思えて。
また、「お返しはいりません」と伝えていても、
余ったお菓子や自宅で採れた果物をくれる方もいて、
心温まりました。
ジモティーの可能性
今は、仕事や生き方を考えるのにいっぱいになってしまって、ジモティーからは離れています。
ですが、要らないものをやりとりしたり、新しい出会いがあったり、ジモティーにはいろんな可能性があるなって思います。
もともとは、お金を介さずに物のやりとりをしたかったのですが、中古の家電を安く買うとか、そういう使い方もありますよね。
ジモティーに限らずですが、個人同士がつながってやりとりできるのっていろいろな可能性を秘めていて面白いな~って思います。
(話が大きくなってきたので、今日はこのへんで。)
自己紹介↓